2016年11月8日火曜日

人間の記憶


感共建築ラボの珪藻土体験会の会場へ向かう途中の住宅街で目に止まった境界ブロックです。

なんか「懐かしい」デザインだな~
普通の穴あきブロックおを縦横に並べて積んでいるのだが何故か懐かしさを感じながら写真撮影した。
良く考えられたデザインではある。縦横に積み重ね白塗装した上に目地部分を黒色で塗ってある。
この黒塗装がメリハリを生んでくっきりとした印象を与えている。
安価なブロックではあるが工夫次第で面白いデザインになるものだ。

と感心しながら、このブロックを見た瞬間に感じた「懐かしさ」のについて考えた。

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あっそうだ、ウルトラマンに出てくる怪獣を思い出したのでダ!!
大昔、夢中になって見ていたウルトラマンの怪獣、あの有名な「ゼットン」や「ダダ」っぽいと感じてしまったのだ。
形はまったく違うのに白と黒の印象から連想したのである。
 

上が「ゼットン」で下が「ダダ」である。見ての通りブロックとはまったく違うのでである。
アホな話だが人間の記憶というのは思ったほど正確ではない。多くの記憶と結びつけて事実を作り上げたり、強い印象は記憶されるが弱い印象はいとも簡単に忘れるなんてことは日常茶飯事である。つねに脳裏に刻む努力が必要だという落ちでいいでしょうか。
【光と風と五感に素直な建築 森建築設計】

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