2016年5月2日月曜日
とても便利な電動式ウォールキャビネット でも高い!!
昨日は「北千束のシェアハウス計画」のオーナー宅キッチンとユニットバスなどの仕様確認でショールームへ行ってきました。
写真はクリナップキッチンのウォールキャビネットです。電動式で昇降させることができ、まな板や洗ったお皿はもちろん、調味料やキッチンペーパーなどの小物もスッキリ収納することが出来ます。調理から後片づけまで大活躍するという代物です。棚を下げた時にはダイニング側から目隠しにもなるのでキッチン側を見せたくない時に下げておくというような使い方もできそう。棚を下げる高さも電動ボタンで任意に固定できるので調味料だけ使いたいときは半分下げて、洗ったお皿やボールなどを置きたいときは最下段まで下げるというように使い分けできます。そんな便利なウォールキャビネットですが、電動ということもあり少々お値段も高い。普通のタイプで定価30万円ほど、殺菌機能の付いた上位機種だと40万円近いという金額です。
こんな便利な代物を見てしまうと欲しくなってしまうのが人情でしょう。いつかそんなご要望が出るとは思っていましたが、この計画で設置することになりそうです。
その他、昨日はTOTOショールームでユニットバス、洗面台、便器などの仕様を確認させていただきました。
キッチンやユニットバスでメーカーの既成品を導入する住宅では、キッチンはクリナップ、ユニットバスはTOTOをお勧めすることが多いです。今年竣工する住宅だけで5軒の住宅に設置することになるでしょう。
私の選定基準はコストパフォーマンスと耐久性です。デザインや美しさはあまり重視しません。設備は必ず故障します。修理や交換が必要になったときにどのくらいの費用がかかるのか、交換まで何年くらい使えるのかをよく確認しておいたほうがいいでしょう。光熱費は月1万円、年12万円程度まで省エネ設計できるようになっているので、設備更新費はランニングコストの中で大きなウェートを占めるのです。
【住環境性能+Design】 森建築設計
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