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2018年3月13日火曜日

土壁建築の環境性能


土壁の魅力が再評価されています。
意匠性、手触り感、調湿性能、蓄熱性能、など一般に言われている長所だけでなく、土壁には地場の土を使い廃棄時には土に返すことができるという長所もあります。そんな土壁の性能の中でも調質性能と蓄熱性能についての研究データを発表するセミナーに出席してきました。私も会員になっている日本バウビオロギー研究会主催のセミナーです。

まったく同じ条件の部屋で、仕上げが土壁の部屋とビニールクロスの部屋では調質性能と壁面表面温度はどう違うのか?
知りたくないですか?

セミナーではそんな疑問に答える内容でした。写真上の建物がその実験棟です。広さ6畳程度部屋を左右対称に建設して室内環境の違いを実体験できるようにしているものです。実測調査ではビニールクロスの仕上げをスイス漆喰仕上げに改修した後の調査も行っているので、土壁・スイス漆喰・ビニールクロスの3種類の仕上げ材利用の違いを知ることができました。写真下は土壁仕上げの実住宅です。この住宅の測定結果も発表されました。

日本バウビオロギー研究会ではこのような興味深いセミナーを年4回開催しています。セミナー会場は東京都市大学(大井町線等々力駅)です。セミナー情報を知りたいという方は下のメールアドレスに「セミナー情報依頼」としてメールください。
→kanlabo.mori@gmail.com

一級建築士事務所 感共ラボの森
森健一郎
http://moriken.p1.bindsite.jp/

2018年2月21日水曜日

への字の家 上棟しました


昨日、「太陽と風を受けるへの字の家」を上棟しました。
祝!・祝!!・祝!!!

朝8時から作業開始して、午後4時半に屋根垂木の設置完了、ここで終了かなと思ったら野地板と遮熱透湿防水紙まで張ってくれました。日が落ちると急激に寒くなる中、周りが薄暗くなる午後6時近くまで作業してくれた職人さんどうもありがとうございます。

今日から通気垂木、上野地、外壁下地板、サッシ取付など外回り工事を優先して工事を進めていくことになります。天気予報では雪になるかもしてないとの予報があるなか快晴となり順調に作業できたこと、建て主様もとても喜んでおられました。

築設計 森健一郎
http://moriken.p1.bindsite.jp/

2017年9月26日火曜日

キッチンのセラミックカウンター

昨日は「窓のない家」のキッチン仕様確認でリクシルショールームへ行ってきました。
建て主様が「リシェルSI」のセラミックカウンターを希望されていたことからショールームで実物確認をしたのです。

キッチンのカウンターというと、代表的なステンレス、様々な色柄のある人造大理石、自然石、木製、メラミンポストフォームなどの材質がありますがセラミックは初めてです。特徴は焼き物なので色あせない、強度が高く傷や汚れに強い、熱に強いなどです。実際に見てみると高級感もありとても良かったです。
昨日の見積作成では写真左側のグレーズグレーという色柄を選定しました。黒鉄にすこし錆が出ているような風合いの色柄でした。

さてそして今日はお知らせをもう一つ。
今週末、23日(土)に私が副代表を務めている感共建築ラボ主催の「勉強会&相談会」を開催します。
「五感×リノベーション×資産活用」について短い時間ですが我々の活動についてお話しさせていただき、その後に相談会を行います。
興味ある方がいらっしゃいましたら下のメールアドレスに御名前とメールアドレスを送ってください。


【日 時】 2017930日(土)13301630         
【場 所】 横浜市港北区高田東1-24-11
(柏倉建設株式会社モデルルーム)【勉強会】 14051450(心地よい空間、リノベーション、資産活用)  
【相談会】 15001630                    
【参加費】 無料                        
【申 込】 
Mail info@kankyo-labo.jp 又はFax : 044-711-3028  
当日の連絡先 Tel 090-9134-2670(担当 森)
●快適で良質な家を安く建てたい
●大きな地震がきたら不安、耐震リフォームについて聞いてみたい 
●不便になった我が家、建て替えとリフォームどちらがいいか相談したい
●二世帯住宅のポイントや賃貸併用住宅について聞いてみたい
●相続した土地や空き家の管理が大変、有効活用方法を相談したい

などなど様々な疑問に経験豊富な一級建築士グループがお答えします!!

【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】

2017年9月23日土曜日

コーナーが美しいガルバリウム鋼板外壁


本日9月23日(土)、パナソニック相模原ショールームで「建築家無料相談会」を開催しています!!
神奈川県央地区で建築のご計画や悩み事なる方、建築に関するご相談でしたらなんでも結構です。
まだ空きがございますのでパナソニック相模原ショールームからご予約をお願いいたします
http://sumai.panasonic.jp/sr/sagamihara/
電話:042-768-8100
さて、今日はコーナーのシャープなガルバリウム外壁材を紹介します。
 


アイジー工業さんの「SF-ビレクト(BIRECT)」という商品です。
一般的なガルバリウム外壁材の既製品はコーナーカバーの役物が大きくて野暮ったくなってしまいます。コーナーをシャープに見せようと思うと、板金屋さんに屋根に使うようなガルバリウム鋼板を外壁に張ってもらうことが多いです。板金屋さんにガルバ単板を加工して外壁に張ってもらうと板がペコペコと波打ったように見えること、コストが上がってしまうなどの短所がありました。いま設計中の「窓のない家」の外壁材を探していたところ、今年6月に発売したばかりのSF-ビレクトを見つけたのです。

早速現物サンプルを送ってもらい、営業担当の人にコーナー役物の現物も見せてもらいました。竣工事例写真ではコーナー役物がまったく見えないほどの一体感、とてもシャープな印象です。「窓のない家」ではこの商品のマットブラック色とシルバーメタリック色、さらに天然杉板塗装の3種類を張り分けてデザインしたいと考えています。

金属板外壁を採用する場合、窓の配置デザインと金属板の繋ぎ目の位置が重要です。窓回りにぐるっと入る役物と金属板同士の継ぎ目が金属板のすっきり感を損なうのです。美しく見える窓位置
、既製品の場合は標準長さと制作可能長さがあるのでその長さを確認しながら設計する必要があります。
【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】

2017年9月22日金曜日

世田谷区賃貸併用住宅 基礎配筋検査


世田谷の賃貸併用住宅は順調に基礎配筋工事が進み、昨日配筋検査をしてきました。
こうみると大きいです。2階は2室の賃貸住宅になりますので1階床面積はそれなりに大きな面積になるのです。
配筋は施工しやすい設計としていることもあり大きな問題なく綺麗に施工されておりました。

配筋検査前には建て主様と近くのファミレスで待ち合わせをして外部仕上げとオーナー宅内部仕上げの確認など
させてもらいました。竣工は来年3月、賃貸募集しやすい時期の竣工予定です。

さて、先日のブログでもお伝えしましたが、明日23日、パナソニック相模原ショールームで「建築家無料相談会」
を行います。
神奈川県央地区で建築のご計画や悩み事なる方、パナソニック相模原ショールームからご予約をお願いいたします!!
http://sumai.panasonic.jp/sr/sagamihara/
電話:042-768-8100
空きがあれば当日のご予約も可能です。


【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】

2017年9月19日火曜日

パナソニック相模原で建築家相談会を開催します


9月23日(土)、10時~17時、パナソニック相模原ショールームで建築なんでも相談会を開催します。
パナソニックでは全国のショールームで無料相談会を行っていて、私も相談員として月1回ほどのペースで相談をお受けしているのです。

神奈川県県央地域で建築相談がある方がいらっしゃいましたらご来場ください。相談料などは必要ありません。
相談には事前予約が必要です。パナソニック相模原ショールームからご予約をお願いいたします!!
http://sumai.panasonic.jp/sr/sagamihara/
電話:042-768-8100
空きがあれば当日のご予約も可能です。
相談内容はリフォーム、新築、賃貸住宅、二世帯住宅、工事費、予算、助成金、デザイン、インテリア、家具選定、断熱気密、光熱費、耐用年数、とにかく建築に関わることなら何でも結構ですよ。
ご来場お待ちしています!!

【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】

2017年7月14日金曜日

パナソニック藤沢ショールームで建築相談会を開催します

明日7月15日、10時~17時にパナソニック藤沢ショールームで建築家相談会をで相談をお受けできます。
先月に続き2カ月連続の藤沢ショールームでも相談会です。パナソニックでは全国のショールームで無料相談会を行っていて、私も相談員として月1回ほどのペースで相談をお受けしているのです。

湘南地域で建築相談がある方がいらっしゃいましたらご来場ください。相談料などは必要ありません。
相談には事前予約が必要です。パナソニック藤沢ショールームからご予約をお願いいたします!!
http://sumai.panasonic.jp/sr/shonan/campaign.html?id=event2112
電話:0466-38-6040
当日のご予約も可能です。

相談内容はリフォーム、新築、賃貸住宅、二世帯住宅、工事費、予算、助成金、デザイン、インテリア、家具選定、断熱気密、光熱費、耐用年数、とにかく建築に関わることなら何でも結構ですよ。
【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】

2017年7月13日木曜日

建築環境部会で古民家調査


昨日は神奈川県建築士会 建築環境部会の日本民家園調査に行ってきました。昔の民家はどのような環境で生活していたのか、内外温湿度や表面温度、風速などを測定するという調査活動です。

古民家は土間や土壁など蓄熱性の高い仕上げと庇による日射遮蔽効果で夏は過ごしやすい作りになっているのが特徴です。昨日訪れた日本民家園の家屋でも窓を開け放っていれば通風効果もありエアコンなど必要ない室内環境となっていました。土間や土壁の表面温度も測定してきましたが、今日は茅葺屋根の効果を紹介します。写真は茅葺屋根の内外表面温度を測定したものです。外部表面温度43.6℃に対し内部表面温度は28.6℃でした。室内サーモ写真の上部が橙色になっているのは直前まで囲炉裏に陽を入れていたことによる影響と思われます。

このような古民家で実際に生活していた時代は今よりも夏の平均気温が低く、建物の密集度も低いので十分な通風効果を得られました。おろらく夏は無理なく生活できたのでしょう。最高気温35℃で建物が密集している現在の都市型住宅で同じような効果を得ることはできませんが、自然エネルギーを有効活用した建築設計に活かしいくヒントを感じた調査結果でした。
【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】

2017年7月5日水曜日

遮光ネットで日射遮蔽


我が家の天井高さは3.5mあり、南北側に高窓を設けて南側の等々力公園と北側の多摩川川を気持ちよく見通すことができます。
冬は南からの日射が部屋奥深く入り部屋を暖めてくれますが、夏は逆に熱が室内に侵入してしまいます。長い庇と袖壁で直射日光は入らな無い設計なのですが直射日光が入らなくても熱は輻射熱となって室内に侵入するのです。

遮光ネットで夏の装い、衣替えしました。
高さ2mの農業用遮光ネットを窓上部から吊るして日射熱の侵入を防ぐことで室内の体感温度がだいぶ下がります。
室温は同じなのに体感温度はまったく違う。人間の感覚はとても敏感なものです。快適性を考えるとき壁天井や窓ガラスの表面温度を制御することがとても重要です。窓の外で遮蔽することでガラス表面温度が下がり身体が受ける輻射熱が半減するから体感温度が下がるのです。

夏の遮蔽は窓の外で行いましょう、室内側(カーテンなど)の遮蔽と比べて4倍の効果があります。
【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】

2017年6月22日木曜日

2年間浴室に放置した割り箸のカビ実験


木の材種によってカビの発生量に差はあるのか?
そんな疑問から始めた実験の結果を紹介します。
写真は2年間浴室に放置した割り箸です。
一番上の割り箸は天竜T.Sという森林組合の杉で作った割り箸。下2本は我が家にあった普通の割り箸。
結果は一目瞭然、天竜T.Sの杉割り箸は底面はカビが発生していましたが3面は綺麗なままです。
それに対し下2本の割り箸は4面にカビがびっしりと根付いています。
今回の実験で分かったのは、「木の材種によりカビの発生量に大きな差がある!!」ということです。

カビの発生量がとても少なかった天竜T.Sの杉割り箸は、栄養分の少ない時期に伐採(新月伐採)して葉枯らし乾燥させた天然乾燥材です。
カビが発生し難いというだけでなくシロアリ被害も少ないという特徴があります。
竣工してしまうと見えなくなってしまうかもしれませんが、このような確かな材料を使いたいものです。

http://moriken.p1.bindsite.jp/principle/macocoro.html
【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】

2017年4月15日土曜日

建築家に気軽に相談!! 相模原で建築家相談会


本日15日(土)、10時~17時(12時~13時休憩)の時間で建築家相談会を行っています。
場所はパナソニック相模原ショールームです。当日飛び込みのご相談も喜んでお受けできますので、住宅の新築計画だけでなく小さなリフォームや建材に関する相談などありましたらお気軽にお越しください。
http://sumai.panasonic.jp/sr/sagamihara/

パナソニックでは全国全てのショールームで土曜日または日曜日に相談会を行っています。本日も私担当の相模原だけでなく他のショールームでも開催しておりますので、建築に関するご相談がある方はお近くのパナソニックショールームに相談会開催の有無をお問合せくださいませ。

【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】

2017年4月9日日曜日

本の家の光る天井

先週は「本の家」の設計事務所検査をしてきました。
大工工事、仕上げ工事が完了し照明器具もほとんど設置された状態での確認です。工事として先週末にクリーニング、今週前半で外構の残り工事を行って完了する予定です。その後、竣工写真撮影を行い来週中ごろお引渡し予定です。本棚工事も完了し改めて見てみるとものすごい量の本棚です。階段の長手方向全面、2階ホール全面、書斎長手方向2面全面すべて本棚になりました。

今日は本棚の紹介ではなく2階窓から入った太陽の光を1階へ導く床のお話しです。計画敷地は南東方向に山があり冬季は1階が影になってしまいます。そこで2階に大きな窓を設けて2階からは行った太陽光を1階へ導く半透明の床を設けました。写真はアクリル板の上に乗っていた養生シートを一部剥がして撮影したものです。白部分がシートを剥がして範囲ですね。アクリル板は光は通しますが熱は通しません。1階と2階の温度安定対策として2階に溜まった熱気を中間ダクトファンという換気扇で1階へ送風する設備を設けています。

養生シートを全部剥がすとどのような天井になるのか楽しみです。
【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】

2017年3月26日日曜日

本の家 珪藻漆喰塗り仕上げ


「本の家」の現場管理へ行ってきました。
先々週大工工事が完了し内装工事を開始、すでに天井クロス貼りも完了しています。天井クロス完了後に開始した壁の珪藻漆喰塗りも工事終盤です。

本の家では1階と2階のほぼすべての壁を珪藻漆喰塗り仕上げとしています。カビに悩まされてきた建て主様に気持ちいい空気の中で生活してもらいたいという願いもあり少々コストは上がりましたが実現したものです。珪藻土という名称はよく聞くことがあるかもしれません。この住宅で使っている材料は珪藻土に漆喰を混ぜた珪藻漆喰という材料です。珪藻土は湿度調整機能や空気浄化機能が高く人気がありますが中性(酸性ーアルカリ性)でカビが発生する可能性があるのと表面が柔らかく傷つきやすいという欠点があります。そこで珪藻土に漆喰を混入することで漆喰の表面が固くアルカリ性という特徴を付加したのが「珪藻漆喰」です。

今回は写真のようにコテ塗り後に表面を抑える「木ゴテランダムヘッドカット」仕上げという塗柄を採用しています。手作り感が良く出る左官らしい仕上げです。
すでに外構工事もほぼ完了し、珪藻漆喰塗り後に設備機器の取り付けを行う予定です。4月中旬にはお引渡し予定です。
次に上の写真は内部木製建具の色柄選定のサンプルです。
全体の色柄から1階は左から2番目の最も濃い木目調、2階は一番右側の横柄の色柄としました。完成後に竣工写真を撮影しますので完成後を楽しみにしていてください。
【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】

2017年3月12日日曜日

マグネット黒板塗装の楽しい絵

昨日、「ルーフバルコニーハウス」竣工後初めて訪問させてもらいました。
室内は暖房無しでも暖か、1階と2階の温度差もそれほどなくとても快適でした。

「建て主様は1階が寒いかな、あとはとても快適。訪れた両親にはもう10年も住んでいる家のようだね(良い意味で)」と言葉を掛けれられたそうです。
1階の室温はそれほど低くはないのですが周壁温度が低いために寒く感じるようです。近々温湿度計をプレゼントして1階と2階の温湿度を計測記録していこうと思います。

さて、写真はルーフバルコニーハウスの2階リビングダイニングです。壁一面に塗装されたマグネット黒板塗装には線路やキャラクターの絵が大きく描かれていました。
旦那様からご家族への言葉も添えられています。リビングダイニングの上部は吹抜けになっており、真南から入射した太陽光が部屋の奥まで差し込み、部屋を明るく暖かく保ってくれています。写真正面の右側には勉強スペースとなるカウンター、左側はダイニングスペースから20cm上がったリビングスペースになっています。よく見ると写真正面はリビング床よりも高くなっているのが分かるでしょうか。リビングから20cm、ダイニングスペースから40cm高い位置にベンチカウンターを設けております。

この住宅はあえて床に段差を設けることで一室空間の中にいくつもの居場所(スペース)を作っているのです。
子供たちにとっては床段差は丁度良い椅子になります。リビングの床に座りキッチンに居るお母さんとお話ししたり、床に寝転んだりしていました。
私自身、6箇所に移動しながら腰掛けてみるとどこに座っても楽しい空間を感じることができるのでつい長居してしまいました。

最後に建て主様の車をお借りして、間口2mの通路から敷地に車で入車して敷地内で180度回転するという運転にチャレンジ!!
敷地内の回転は注意すれば問題なくできましたが、間口2mの通路から道路へ出て再び敷地内に戻るときがヒヤヒヤドキドキでした。バックミラーを畳まないと両サイド個ネットフェンスに当たってしまうのでミラーを畳んだ状態での運転になるので後ろが見えず恐る恐るゆっくりと通過できました。

今度訪問させていただくときは竣工写真の撮影時になるでしょう。竣工写真撮影後にはこの楽しい住宅をもっと詳しくご説明いたします!!
【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】

2016年12月6日火曜日

建築環境部会で公開勉強会を開催しました

昨日は、所属する神奈川県建築士会 建築環境部会で勉強会を開催しまいした。
勉強会前半は部会員の加藤さんが講師となって解説した「光」について。光の特性、建築計画に必要な照度計算、照明ランプの歴史などについて解説してくれました。
建築環境部会では人間の五感についての勉強をしてきました。その一環として士会会員への公開講座を開いて皆さんに再確認してもらいました。くしくも昨夜NHKの情報番組では照明デザイナーの仕事について密着取材しておりました。「美しい影を作る」、「命の光」など心に響く言葉を聞くことができました。

勉強会後半では温熱計算、特に日射取得遮蔽性能の計算についての解説を行いました。先日、同会で開催した岐阜県立森林アカデミー辻準教授の講習会を補完するような復讐会も兼ねたものとしました。温熱計算は慣れてしまえばなんてことないのですが、取り組むまでが一苦労です。建築環境部会では多くの建築士に温熱計算に取り組んでもらい、その先の「真に快適な環境とは」という点に目を向けていただきたいと考えています。その後押しができればと考えて開催している勉強会です。
【光と風と五感に素直な建築 森建築設計】

2016年12月4日日曜日

バウビオロギー通信教育講座の終了試験に合格しました!!!




通信教育講座バウビオロギーの終了試験に合格し、「バウビオローゲBIJ」となりました!!!
これは最近5年間の学びのなかで最大の成果です。通信教育講座開始から3年近くかかりましたが、健康・快適・エコ・美しいデザインを総合的に統合していく建築設計の新たなスタートでもあります。

終了試験の合格書と共に同封された送付書には次のように書かれています。
「追伸教育講座バウビオロギーの学びの終りは、同時にバウビオロギーの領域における創造的な、アクティブな活動の始まりでもあります。この間学ばれて知識を獲得し、そして資格をもつことはしかし、健康で、エコで、より美しく、そして人間味あふれた住環境に貢献していき、ひいては世界を良くしていくことの責任を引き受けることをも意味していいます。」

「世界を良くしていくことの責任をひきうけることをも意味しています」とは身の引き締まる思いです。
通信教育講座バウビオロギーでの学びはとても幅広いものでした。土地の選定、住居環境、建築構造、エコ収支、建築材料学、暖房設備、省エネ建築、電気設備、放射電磁波、空気汚染物質、騒音、空間フォルム、居住心理学、住居生理学、光と照明、色彩学、家具、以上のように列記した分野の知識を学びました。これらすべての問題を解決することは難しいですが、一つ一つの仕事を通じて居住者と地球全体にとってより良い世界にしていくための努力を続けていきます。

【光と風と五感に素直な建築 森建築設計】

2016年12月2日金曜日

バルコニーハウス 断熱材施工方法の指導

バルコニーハウスの現場確認してきました。普段の監理はスタッフに見てもらっているので、約3週間ぶりの現場確認になります。
断熱材を張り始めた段階の確認を主にしてきました。大工工事が始まったときに敷設方法を説明しているのですが、言葉と実際の施工にはどうしてもギャップがあるので断熱材を張り始めた段階で確認しながら大工さんに再度施工方法の指導を行いました。この現場では袋入り断熱材を入れていますが袋入り断熱材の施工はとても難しいです。そのまま押し込むと外壁側コーナーが丸まり空洞を作ってしまい断熱効果が半減するだけでなく結露リスクが高まってしまいます。現場ではすでに敷設された断熱材の一部を剥がし正しく施工されているかの確認をして、その場で実演しながら正しい施工方法を指導しました。

写真は2階リビングダイニングを撮影したものです。上部高窓から明るく暖かな光が差し込んでいます。奥はキッチンと書斎スペース、中央がダイニングスペース、手前がリビングスペースになります。ダイニングスペースとリビングスペースの床には20センチの段差があり、壁は無いけど心理的なスペースの区分を作っています。(写真ではよくわかりませんが)
書斎スペースからリビングスペースまで連なる壁際のカウンターが空間に一体感を与えながら機能的にはベンチやテレビ台になるという設計です。内部の石膏ボードが張られた段階でまた現場状況をUPします。

【光と風と五感に素直な建築 森建築設計】

2016年11月14日月曜日

高円寺の賃貸併用住宅 二酸化炭素濃度

一昨日、高円寺の賃貸併用住宅を訪問し、外構植栽工事などの残工事が終了したご報告をさせていただきました。募集していた賃貸住宅2室も申込み手続きが完了しあとは入居を待つのみという状況だそうで一安心いたしました。

左は竣工お祝いとして贈呈させてもらった温湿度計のデータです。
建て主様がすぐにWeBアクセス設定してくれて事務所のパソコンやスマートフォンなどから室内外の温度や湿度を確認することができるようになりました。

お引き渡しした住居系の用途では温湿度計をプレゼントして、夏と冬の環境分析と住居時の暮らし方アドバイスをしています。高円寺の賃貸併用住宅でも2月と8月の環境分析をして建て主様にご報告する予定です。

この温湿度計は二酸化炭素濃度も計測できます。二酸化炭素はそのものが有害という物ではないのですが、他の有害物質濃度のバロメーターになります。ビル管理法では二酸化炭素濃度1000PPM以下にするよう定められており、一般的にも1500PPM以下とするよう推奨されています。二酸化炭素濃度を低く保つことにより、ホルムアルデヒドなど他の有害物質の濃度も許容範囲ににあると言えるのです。二酸化炭素濃度を知ることで窓開け換気するべきかどうかが分かります。

ちなみに二酸化炭素単独で人体に影響が出始めるのは2000PPMで眠くなるなどの症状が出始めます。3000PPMを超えると頭痛やめまい、5000PPMを超えると呼吸不全、7000PPMを超えると人体に危険が生じると言われています。

人は寝ている間も呼吸しているので室内空気環境を正常に保つことは極めて重要なのです。
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2016年11月6日日曜日

珪藻漆喰 壁塗り体験イベントを開催しました


昨日は私が副代表を務める「感共建築ラボ」の珪藻土壁塗り体験会を開催したまし。ラボメンバーの一人である建築家の施工現場をお借りして参加いただいた方々に左官塗りを体験してもらうというイベントです。なんとこの住宅はお施主さん自ら全ての壁の珪藻土塗りをしている最中でした。すこしお話しを聞くと体はきついけど充実感が高いとのことでした。経験してみないと分からないのですが、左官工事はほんとうに体にきます。コテを握る利き腕だけでなく左官材料を持つもう片方の手に常に土の重みがあります。天井や狭い部屋はアクロバットしながら作業するような感じです。

さて、そんな左官工事の体験会ですが、冒頭に私が「感共建築ラボ」について説明させていただき、次に設計者である建築家の小島氏から建物の概要説明、その後に参加してくれた方々全員に珪藻土塗り体験してもらいましした。みなさん最初は慣れない手つきで恐る恐る塗っていましたが慣れてくると気持ちよく塗れて楽しんでくれたようです。

今回使っている珪藻土は珪藻土に漆喰を混ぜた珪藻漆喰という材料です。珪藻土は表面が柔らかく中性という性質から、傷が付きやすくカビが生えることもあります。珪藻漆喰は調湿効果の高い珪藻土にアルカリ性で表面強度の高い漆喰を混入することで両者の長所を掛け合わせた材料です。カビ被害の可能性が極めて低くなり、時間を経るごとに表面が硬化するので傷が付きにくく汚れも落としやすい塗り壁になります。私も以前は「珪藻土」を標準的に使っていましたが、カビ被害を経験してから「珪藻漆喰」を標準仕様にして使っています。調湿効果と体感温度調整効果が実感でき、洗面脱衣室に使用しても何ら問題ありません。とても満足度の高い建材です。
【光と風と五感に素直な建築 森建築設計】

2016年10月21日金曜日

工事中の計画3件の打合せ


土曜と日曜日は工事中住宅の打合せを3件させてもらいました。
1軒目は「本の家」
2軒目は「ルーフバルコニーハウス」
3軒目は「ガーデンサロン北千束(東京都大田区の賃貸併用住宅)」
写真は3件目のシェアハウス部分の完成予想パースです。

さて1軒目の「本の家」です。大量の本を収納する場所をどうするか、全ての間仕切り壁を本棚で作るべきかと考えた住宅です。所有されている書籍を計測したところ全ての間仕切り壁を本棚にするほどではないということが分かりましたが、それでも階段室の両面すべてを本棚にしても足りず書斎の大部分を本棚にしてようやく収納できる住宅となりました。そんな住宅の外装品番確認打合せを行いました。
杉板張りの外壁、金属サイディング、屋根ガルバ色、窓サッシの色を決定しました。

次に2軒目の「ルーフバルコニーハウス」です。
3方を3階建て住宅と将来3階になるであろう2階建て住宅に囲まれた敷地の住宅です。南側に隣家があり冬の陽ざしは2階の高窓からしか入らない、しかも敷地が南北に対して40度くらい傾いている条件でした。住宅は敷地に合わせて配置し、高窓は日射の有効利用が可能となるよう真南に向けて設置しました。北側に大きなバルコニーを設けて目隠しパネルで反射させた光を室内に導くプランとなったことからルーフバルコニーハウスと名付けました。今回の打合せでは内装の品番を確認しました。
床杉板の塗装色、壁クロスと珪藻漆喰の色柄、天井のクロス品番、木製建具の色を決定しました。

最後に「ガーデンサロン北千束」です。
東京都大田区北千束で計画中の賃貸併用住宅になります。昨日の打合せではスイッチコンセント位置の現場確認と内装の品番確認をいたしました。スイッチコンセント位置の確認では、すべてのスイッチと連動する照明器具の位置、コンセント位置と高さなどを現場で一つ一つ確認しました。その後に内装の品番確認をいたしました。
床杉板の塗装色、内壁和紙クロスの品番、天井クロスの品番、木製建具の色柄、シェアハウスのキッチン仕様などを決定いたしました。写真はシェアハウスのLDKスペースです。ガーデンサロンの名前の由来となったプライベートガーデン(庭)を綺麗に見せるため庭側内壁をダークブラウンの和紙張りとするよう提案して気に入っていただきました。他に濃いめに着色する木部、キッチンの壁ポイント柄として提案した桜色のモザイクタイルも大いに了承いただきました。