2016年1月26日火曜日
東京都大田区の賃貸併用住宅 ファーストプラン
一昨日の24日は計画中の二つのプロジェクトの施主打合せを行いました。
一つは川崎市中原区で計画中の「ルーフバルコニーハウス」のボリュームスケッチ打合せです。しk地の特性と建て主様の希望事項から建設可能なボリュームと大よその部屋割りをスケッチした図面を基に建て主様の細かな要望事項をお聞きするための打合せです。協議の結果、スケッチの大きさで検討を継続することになり、2週間後にファーストプラン提示打合せを行うことになりました。
もう一つは「東京都大田区F計画」のファーストプラン打合せです。写真はスタディー模型として制作したもを撮影しています。
この計画は賃貸併用として計画中です。北側道路で3面が3階建ての建物に囲まれるという日照的には不利な計画で、明るく、暖かで、快適な住宅を作るというコンセプトで計画しています。模型写真上部の吹抜け高窓から周りの建物に影響を受けない日照を得て、なおかつ半屋外バルコニーを内包することで空間的な広がりと部屋の隅々まで導く日照を確保するように計画しました。
賃貸住宅は長屋形式のメゾネットタイプとして計画し、間仕切りのない大きな空間の中に螺旋階段を設け1階への採光とデザイン的な魅力を出すように考えています。また長屋形式だけではなく、シェアハウスとした場合のプラント運営方法の提案もさせてもらいました。
今回、基本設計期間が短いということもあり、このファーストプランだけでなく、問題点を改善したセカンドプランも提案させてもらいました。ファーストプランでは賃貸室に直射光を得ることができなかったのですが、セカンドプランでは賃貸室へも周りの建物の影響を受けずに真冬でも採光を得ることができるようなプランを提案させてもらいました。
協議の結果、セカンドプランの方向性で細部を検討して、約一カ月後の打合せまでに室内外パースや建築仕様などを作成してご提案することとなりました。
【住環境性能+Design】 森建築設計
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿