昨日、感共建築ラボ主催の第四回セミナー&展覧会を開催しました。朝8時から小笠原父島のペンション計画を施工してくれる大工さんとの打合せを行い、セミナー講義の資料の仕上げをしてから会場に移動、3時間のセミナー&展覧会、終了後に反省会(お疲れ会)と丸一日走り回ったような一日でした。
セミナーでは「感ラボの紹介と住宅の資産価値」について30分強のお話しをさせていただきました。中古住宅の価格に影響をあたえる要素は様々あります。大きさ、構造、立地、など昔から評価されてきた要素に加え、昨今では断熱性能や省エネ性能などの建築性能が評価されるようになってきました。断熱性能を高めることで空調ランニングコストが年間3万円~5万円下がります。さらに空調機器の更新費まで計算すると10年で55万円、20年で110万円も維持費が下がるのですがら当然ですね。
上記のような建物単体の資産価値に加え、感共建築ラボでは建物周囲の環境を資産価値の評価軸にしようという取組をしています。良質な住環境が売買価格に影響を与えている事実から、建築協定や景観協定、住宅地組合組織などのシステムを使って良質な住環境を長期的に維持できる仕組みわ作りを業務の一つとしているのです。我々が出来るのは小さな一歩ですが、いずれ日本の住宅地を一変させるムーブメントを起こしたいいう夢を描いて活動しています。
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