2016年6月18日土曜日

方形の家 見学



今日は以前実施図面の作成をしてもらっていた岡村未来子さん設計の庄の家(方形の家)を見学させてもらいました。

横浜のごく普通の住宅地の中、周囲に公園や神社など緑の多い環境の住宅地に溶け込むように、しかし周囲の住宅とはまったく異なる上質な主張をする住宅が目の前にあらわれました。岡村さんがここ数年蓄積してきたプラニング力やディテール、素材の選定などの知識を岡村さん自身の中で消化したうえで完成した住宅であることがよく分かります。

方形の家と名付けられたその住宅は、外観と内観が表裏一体であることを明確に感じさせながら、建物の四隅に設けられた開口が見せたい方向のみを切り取り、広がりを感じさせ、内外の一体感を感じさせる装置をなっているようでした。室内のプランも建物四隅に設けた窓をが高い効果を生むよう配慮され、丁寧に吟味された素材とディテールはとても心地よい物でした。単に窓からの景色だけではなく部屋と部屋の繋ぎの間とし高い効果を与えていました。

外部に対する方形窓の落ち着いた力強さは設計者である岡村さんの性格が出ているようで感心しました。建築家 岡村未来子の未来に注目してください。

【住環境性能+Design】 森建築設計

2016年6月15日水曜日

新高円寺の賃貸住宅 募集開始!!


新高円寺に建設中の賃貸併用住宅は内装下地ボード工事がほぼ終了し大工制作の家具工事が始まっています。完成引き渡しは8月のお盆前となる予定です。そしていよいよ賃貸室の募集広告が不動産サイトにUPされました。

募集サイトのこの賃貸の特徴(ポイント)欄には次のように書かれています。
「採光・断熱性能・快適性に拘った新築デザイナーズアパート。小庭付。」
※私が考えた言葉ではなく、建て主様が考えてくださいました。

そして募集サイトに掲載されている間取り図が上記写真になります。
・・・???・・・???・・・
こりゃなんだ?

私が考えたプランですが、面白賃貸に出てきそうな間取り図ですね。間取り図が書いていある部屋がA室、上の空白部分がB室になります。床と壁に自然素材を使い、アクセントカラーとして壁1面をA室はブルー、B室はグリーンのパステルカラーで塗装(珪藻塗装)します。

玄関を入ると折れ曲がった壁が部屋の奥まで続いています。奥を見渡すことはできないけれど、部屋の奥から差し込む光と広がりを感じるような仕掛けとなっているのです。そして折れ曲がった壁の一番奥に強化ガラスで仕切られた浴室を設けました。下が賃貸募集サイトページアドレスです。
高円寺周辺はとても魅力的な街ですよね。賃貸室をお探しの方は是非ご覧ください。
https://www.homes.co.jp/chintai/b-1192180145202/

【住環境性能+Design】 森建築設計

2016年6月14日火曜日

建築士会 一般向け講習会で温熱性能の解説をしました


昨日は神奈川県建築士会 建築環境部会で温熱性能(Q値・Ua値・μ値・η値)について講演解説しました。環境部会の勉強会活動では、本年度から部会員以外への温熱計算等の基本事項解説をしており、昨日は全4回シリーズの第一回目として私が講師役となって温熱性能の基本事項を解説させてもらったのです。昨日は予想に反し18名もの参加をいただきました。2020年の温熱性能義務化に向け、日ごろ温熱計算をしていない建築士会会員の方々の温熱計算に対する関心の高さがよく分かります。

昨日は実際の計算方法の前の基本知識の解説をしました。熱の伝わり方、快適指標、体感温度などの基本知識を解説した後、Q値、Ua値、μ値、η値などの熱損失係数や日射取得係数の意味について解説しました。単なる一般的な解説をしてもなかなか興味を持ってもらえないので、断熱性能が高くなると室温や光熱費がどのように変化するのか、室内の上下温度差がどのように変化するのかを視覚的に理解いただけるよう考えながら解説をさせてもらいました。

次回の一般向け講習会は3カ月後の9月5日、モデル住宅を例にしてUa値とη値を算出する計算実務の講習をする予定です。
【住環境性能+Design】 森建築設計

2016年6月9日木曜日

小笠原ペンション計画 基礎検査終了


小笠原出張からようやく帰ってきました。といってもまだ東京湾を航行中です。小笠原から22時間かけて東京湾まで来ましたが、ここからが長いのです。東京湾に入ると極端に速度が遅くなるので、距離は近いのですが湾に入ってから約4時間かかります。

さて、小笠原ペンション計画は基礎コンクリートのベース部分を打設しました。小笠原滞在中に配筋検査を終え、出校日の墓前中にコンクリートを打設できたので打設状況まで確認し、ドア下の開口補強筋の追加などを指示して帰路に着きました。写真は建設中の建物を高めの位置から撮影したものです。写真手間の棟が自宅棟、奥がペンション棟になります。別棟のように見えますが一部繋がっているので一つの建物になります。

帰ったらすぐに上棟の準備やら他の物件のフォーローなどで大忙しとなるでしょう。
【住環境性能+Design】 森建築設計

2016年6月7日火曜日

小笠原 扇浦海岸


小笠原滞在3日目です。
写真は朝撮影してきた扇浦海岸。正面左手奥に小笠原丸が停泊しているのが見えるでしょうか。
扇浦海岸は小笠原丸が停泊している二見港の正面にある海岸です。観光客の多くは船や山のツアーに出かけていくので、この扇浦海岸は地元の住人が時々海に入っているくらいのとても静かな海岸です。今回滞在中の小笠原は天気が良く波も穏やかな日が続いていて、ここ扇浦海岸は時間の流れを忘れるくらいともてゆったり時間が流れているように感じます。

心地よい風と静かな波の音、心癒される時間を持ちながら仕事をしています。

さて、今日の午後は小笠原ペンション計画の最終配筋検査の予定です。確実に基礎配筋作業を終えたことを写真で撮影して今回の小笠原出張の業務は終了します。
【住環境性能+Design】 森建築設計

2016年6月6日月曜日

小笠原ペンション計画 配筋検査 一日目


昨日小笠原に到着して早速「小笠原ペンション計画」の現場を見てきました。まだベース筋の加工中だったので正式は配筋検査は二日後になりますが、昨日の段階での是正ポイント(コンクリートかぶり厚不足の是正や配筋入れ、コーナー補強筋など)を現場の職人さんに伝えました。

その後、ガス屋さんとの打合せ、小笠原シェアハウス計画(別件)の打合せなど小笠原到着初日から大忙しの一日となりました。

今回宿泊しているのは、現場に徒歩5分で行ける「ビーチコマ」さんにお世話になっています。部屋のユニットバスだけでなく、5人で入れる程度の浴室が別に備えてありとてもありがたいです。やはり手と足を伸ばして入浴できるのは嬉しいですね。6月はシロアリが大発生する季節で、ホテルの部屋にはシロアリは光集まる性質があるからシロアリが発生したら部屋の窓を閉め電気を消すよう但し書きがありました。幸い昨晩はシロアリの来襲はなかったようよかったです。窓を閉めていても侵入するそうで恐ろしいものです。
【住環境性能+Design】 森建築設計

2016年6月4日土曜日

2カ月ぶりの小笠原出張


気持ちいい青空の下、約2カ月ぶりで小笠原へ!!
6月4日午前10時、竹芝桟橋から小笠原へ向け出航しました。今回の船は八丈島へ寄港することから26時間の航海予定です。小笠原への定期便、小笠原丸は本年7月初旬から新しい船が就航する予定なので現・小笠原丸への乗船は今回の渡航が最後となります。

さて今回の渡航目的は「小笠原ペンション計画」の基礎配筋検査です。4月渡航時に施工業者が決定し、5月は施工業者による遣り方(建物の配置と高さ決め)を行い、その後すぎに基礎着工してくれました。基礎配筋がほぼ終了するとのことで配筋検査を行うことになりました。途中の施工段階は小笠原で設計事務所を営む友人に週一回程度の現場確認をお願いして管理報告書や施工経過写真を確認しているので不安はありません。あとは現地で細かなチェックを行い必要な個所の是正をしてもらえば問題はないでしょう!!

今回の渡航でも小笠原で同時進行している他の2物件の所要も併せて済ませる予定です。
では、行ってまいります!!
【住環境性能+Design】 森建築設計