壁面と同等の断熱性能、そんな日本製の4重ガラス窓が発売された。日経ケンプラッツの記事を紹介する。
この窓は木製で、2枚の複層ガラス障子を組み合わせた4重ガラスなどから成る。熱貫流率Uw値は0.51W/m2・Kだ(4重ガラスの外側2枚を厚さ4mmのLow-Eガラスとし、各複層ガラスにクリプトンガスを注入した場合、図参照)。木製サッシを製造・販売するのはキマド(富山市)。
このサッシは、防火地域や準防火地域で延焼のおそれのある部分に使用できるのも特徴だ。20分間の遮炎性能を持つ防火設備として性能試験に合格した。また、気密性能や遮音性能についても高い性能であることを試験で確認している。 発売開始は2015年6月17日。価格は、縦1370mm、横770mmの外開きタイプの標準仕様が6万5000円(税抜き、取り付け手間や輸送費別)。中央のハニカムサーモスクリーンはオプションだ。
ヨーロッパ製のサッシではUw値0.5という製品はあるが国産では初ではないだろうか。
記事元:日経ケンプラッツ
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/column/20150721/706691/
【住環境性能+Design】
森建築設計
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