先週は「本の家」の設計事務所検査をしてきました。
大工工事、仕上げ工事が完了し照明器具もほとんど設置された状態での確認です。工事として先週末にクリーニング、今週前半で外構の残り工事を行って完了する予定です。その後、竣工写真撮影を行い来週中ごろお引渡し予定です。本棚工事も完了し改めて見てみるとものすごい量の本棚です。階段の長手方向全面、2階ホール全面、書斎長手方向2面全面すべて本棚になりました。
今日は本棚の紹介ではなく2階窓から入った太陽の光を1階へ導く床のお話しです。計画敷地は南東方向に山があり冬季は1階が影になってしまいます。そこで2階に大きな窓を設けて2階からは行った太陽光を1階へ導く半透明の床を設けました。写真はアクリル板の上に乗っていた養生シートを一部剥がして撮影したものです。白部分がシートを剥がして範囲ですね。アクリル板は光は通しますが熱は通しません。1階と2階の温度安定対策として2階に溜まった熱気を中間ダクトファンという換気扇で1階へ送風する設備を設けています。
養生シートを全部剥がすとどのような天井になるのか楽しみです。
【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】
2017年3月26日日曜日
本の家 珪藻漆喰塗り仕上げ
「本の家」の現場管理へ行ってきました。
先々週大工工事が完了し内装工事を開始、すでに天井クロス貼りも完了しています。天井クロス完了後に開始した壁の珪藻漆喰塗りも工事終盤です。
本の家では1階と2階のほぼすべての壁を珪藻漆喰塗り仕上げとしています。カビに悩まされてきた建て主様に気持ちいい空気の中で生活してもらいたいという願いもあり少々コストは上がりましたが実現したものです。珪藻土という名称はよく聞くことがあるかもしれません。この住宅で使っている材料は珪藻土に漆喰を混ぜた珪藻漆喰という材料です。珪藻土は湿度調整機能や空気浄化機能が高く人気がありますが中性(酸性ーアルカリ性)でカビが発生する可能性があるのと表面が柔らかく傷つきやすいという欠点があります。そこで珪藻土に漆喰を混入することで漆喰の表面が固くアルカリ性という特徴を付加したのが「珪藻漆喰」です。
今回は写真のようにコテ塗り後に表面を抑える「木ゴテランダムヘッドカット」仕上げという塗柄を採用しています。手作り感が良く出る左官らしい仕上げです。
すでに外構工事もほぼ完了し、珪藻漆喰塗り後に設備機器の取り付けを行う予定です。4月中旬にはお引渡し予定です。
次に上の写真は内部木製建具の色柄選定のサンプルです。
全体の色柄から1階は左から2番目の最も濃い木目調、2階は一番右側の横柄の色柄としました。完成後に竣工写真を撮影しますので完成後を楽しみにしていてください。
【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】
2017年3月3日金曜日
本の家 内部大工家具工事進行中
いま小笠原出張中です。小笠原の最高気温は21度、最低気温16度ととても過ごしやすい気候です。小笠原ペンション計画、小笠原住宅計画、小笠原シェアハウス計画の3件の現場監理と連れてきた大工さんのと島の職人さんとの顔合わせなど行っています。明日小笠原出航、明後日5日竹芝着の船で帰ります。
さて、「本の家」は内部の大工家具工事造作中です。といっても現場監理にいったときの話(2月25日)なので今週で大工工事は完了します。
この本の家、大量の蔵書のためにマンションを一室借りていたほどの建て主様が本を全て収納できる健康住宅(カビに悩まされていた)を建てたいとのことでスタートしたプロジェクトです。
写真はいつも掲載している外観写真とは別アングルのもの。青空と緑を背景に建物が良く映えます。中央の大窓面を真南に向けて日射取得と日射遮蔽を効果的に行うことで山に遮られた1階ではなく2階から明るくて暖かい陽の光を取り入れる計画となっています。
次回の「本の家」ブログでは内部大工工事完了後の写真をお見せできるでしょう!!
【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】
さて、「本の家」は内部の大工家具工事造作中です。といっても現場監理にいったときの話(2月25日)なので今週で大工工事は完了します。
この本の家、大量の蔵書のためにマンションを一室借りていたほどの建て主様が本を全て収納できる健康住宅(カビに悩まされていた)を建てたいとのことでスタートしたプロジェクトです。
写真はいつも掲載している外観写真とは別アングルのもの。青空と緑を背景に建物が良く映えます。中央の大窓面を真南に向けて日射取得と日射遮蔽を効果的に行うことで山に遮られた1階ではなく2階から明るくて暖かい陽の光を取り入れる計画となっています。
次回の「本の家」ブログでは内部大工工事完了後の写真をお見せできるでしょう!!
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2016年12月8日木曜日
本の家 家を明るく暖かく照らす陽ざし
久しぶりに「本の家」に関する情報です。
逗子市で建設中の「本の家」は本の保管の為にマンションを1室借りるほどの多くの本を所蔵されている建て主様の住宅です。ほぼ無断熱のような状態でカビにも悩まされてきたことから断熱性能と換気性能を高め、2階南面窓からの陽ざしで家全体を暖める工夫を凝らした住宅です。
現場の状況はサッシと外壁下地板の設置が完了し、いま付加断熱の外張り断熱材を敷設しているところです。内部は構造体が露わになった状態で、2階の南面する大きな窓から差し込む陽ざしがとても美しい光の筋が1階まで達していました。いつも感じる事ですが、木造軸組み住宅の仕上げ前の状態はとても力強く美しい!!
さて「本の家」の計画についてもう少しご説明しましょう。写真左側の1階が玄関ホール兼ダイニングスペース、その真上の2階が大きなホール(洗濯物干場)になっていて、ホール真南面にある大きなサッシから陽ざしを取り込み、半透明の床を通してその光が1階を照らしてくれるという計画です。半透明の床は光は通しますが熱は通さないので当然2階だけ室温が上がってきます。2階の暖まった空気をファンで1階へ送風して1階も温めるという設備的な計画により、1階と2階の温度差を平均化します。夏季と中間期に重要な換気量は計算で必要量を確保できるよう計算で確認しています。壁面窓だけでは不足する換気をトップライトを1ヶ所設置しました。
計画敷地は東側に山があり冬の朝日は入りません。昨日現場へ行ったのは午前10時、設計時に検討したとおり真冬でも朝10時から直射光が入射することも確認できました。この陽ざしが午後3時まで家を明るく暖かく照らしてくれます。
【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】
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