2016年7月31日日曜日

ルーフバルコニーハウス 地鎮祭行いました

 
昨日は「ルーフバルコニーハウス」の地鎮祭をでした。そして地鎮祭後には施工会社に移動して工事契約の立ち会いをいたしました。
建て主様とお話ししていたら最初にお会いしてからもう1年近く経ったそうです。敷地選定中からのご相談だったので候補地を2ヶ所見学させてもらい現在の計画地を購入されようやく工事着工できる段階まできたのです。
来週から地盤改良工事を行い、お盆明けに基礎工事着工、9月中旬には上棟、建物本体は年末に完了し、外構工事を含めると来年1月末のお引渡し予定です。

事務所を開設してから14年、自宅から最も近い(自転車で5分)という場所での住宅建設計画です。来年1月末のお引渡しまでしっかりと設計監理を進めてまりります。

2016年7月25日月曜日

小笠原からようやく帰京


小笠原諸島父島から22時間、ようやく東京湾に入ってきました。
小笠原の海を見てきた後なので何時も感じることですが、「東京湾の海水汚ね~~」、昨日のブログ写真と比べるとよく分かります。
たぶん6回目の小笠原だと思う(3回目までは数えていたが正確には覚えていません)のですが小笠原出張が日常のようになってきました。
島での過ごし方や船内での過ごし方にリズムが出来てあまり疲れもありません。

さ~明日からまた内地での仕事になります。留守中のスタッフの作業はどこまで進んでいるか、忙しい一週間になりそうです。

【住環境性能+Design住宅 森建築設計】

2016年7月24日日曜日


小笠原滞在4日目、今日の午後3時の船で帰ります。
今回は小笠原ペンション計画上棟前の準備というでいつも以上に慌ただしくあっという間の4日間でした。
写真は少しだけ泳いだ扇浦海岸です。地元の人しか使わないような海岸なので、いつも広い海岸独り占め状態で泳げます。シャワーとトイレもあるので地元の人の昼の休憩場所にもなっているところです。シャワーはお湯も出るので海水を綺麗に流して帰る事ができます。
さて、帰りの船の中では「世田谷区賃貸併用住宅」の検討をじっくり集中してやらなくてはいけません。
【住環境性能+Design】 森建築設計

2016年7月23日土曜日

小笠原ペンション計画 土台墨だし確認


小笠原滞在3日目です。
昨日は小笠原ペンション計画の土台墨だし確認や大工さんと島の職人さんとの顔合わせ、それと小笠原シェアハウス計画の確認申請提出などしました。
今回も仕事100%の小笠原出張ですが、あまりの暑さでお昼ご飯後に扇浦海岸でひと泳ぎしました。クールダウンはできましたが海から上がって30分ほどしたら体が重くなり軽く昼寝をして、午後は小笠原住宅計画の建物位置の確認をしてきました。明日の午後3時には父島発~竹芝行きの小笠原丸で帰ります。
【住環境性能+Design】 森建築設計

2016年7月22日金曜日

三男とお出かけ


小笠原滞在二日目です。昨日は午前11時に小笠原入港してから打合せ3件、役所周り、運搬資材の引き取りなど慌ただしく時間が過ぎていきました。今日は現場監理2ヶ所と確認申請1件などあり忙しくなりそうです。
さて先日、新高円寺の賃貸併用住宅の現場監理へ三男を連れて行って帰りに昼ごはんと買い物をしてきました。久しぶりに三男と二人でのお出かけでした。写真は武蔵小杉にあるグランツリーというショッピングセンターで撮影したものです。今年に入り身長の伸びが早くなり1.1mを越えていました。まだまだ甘えん坊の面はありますが、小学校1年生になり心も体もたくましくなってきました。
【住環境性能+Design】 森建築設計

2016年7月20日水曜日

パッシブデザイン解説3 パッシブデザインのメリット


今日からまた小笠原出張です。小笠原ペンション計画、小笠原住宅計画、小笠原シェアハウス計画の設計監理と確認申請の提出をしてきます。今回も船中2泊小笠原3泊の5泊6日で大忙しの出張になります。小笠原への定期船である小笠原丸が今月7月から新船となり今回はその新船への初めての乗船になるのが楽しみです!!

さて、今日はパッシブデザイン解説の第三回目、「パッシブデザインのメリット」をお贈りします。

パッシブデザインは自然エネルギーを有効活用したデザインですので、極力機械的な空調システムを使わなくても生活できるようになります。結果的に消費エネルギーを減少させ空調ランニングコストも少ない建築になります。私が昨今設計した住宅では年間光熱費は12万円~15万円程度で生活されています。そのうち冷暖房費に占める金額は年間2万5千円程度です。広い視点で考えると温暖化防止にもつながりますね。

意匠デザイン的にパッシブデザインのメリットを考えると、大地に根を下ろしたような普遍的なデザインに近づくように感じます。光、風、温度差などの自然な要素と向き合い有効活用しながら設計していきますので、室内の温熱環境が自然な状態で快適域に近づく住宅にもなります。イニシャルコストは100万円ほど上がりますが、蓄熱効果を利用することで極めて快適な室内環境を自然のエネルギーだけで実現できます。

次回のパッシブデザイン解説では今日の反対であるデメリットについてお伝えする予定です。
【住環境性能+Design】 森建築設計
パッシブデザイン解説ブログの目次
1、「パッシブデザインとは」:http://moriken1ro.exblog.jp/22984641/
2、「パッシブデザインのきっかけ」:http://moriken1ro.exblog.jp/22998193/
3、「パッシブデザインのメリット」:http://moriken1ro.exblog.jp/23011141/
4、「パッシブデザインのデメリット」:http://moriken1ro.exblog.jp/23079133/
5、「パッシブデザインで注意している事」:http://moriken1ro.exblog.jp/23096967/
6、「事例、町田のナチュラルハウス」:http://moriken1ro.exblog.jp/23210537/
7、「パッシブデザインの設計手法」:http://moriken1ro.exblog.jp/23287562/
8、「間取り」:http://moriken1ro.exblog.jp/23314329/
9、「パッシブデザインの認証制度」:http://moriken1ro.exblog.jp/23341651/
10、「パッシブデザイン建築を建てたい方へ」:http://moriken1ro.exblog.jp/23464956/

2016年7月17日日曜日

感ラボ 第四回セミナーで建物の資産価値について講演しました


昨日、感共建築ラボ主催の第四回セミナー&展覧会を開催しました。朝8時から小笠原父島のペンション計画を施工してくれる大工さんとの打合せを行い、セミナー講義の資料の仕上げをしてから会場に移動、3時間のセミナー&展覧会、終了後に反省会(お疲れ会)と丸一日走り回ったような一日でした。

セミナーでは「感ラボの紹介と住宅の資産価値」について30分強のお話しをさせていただきました。中古住宅の価格に影響をあたえる要素は様々あります。大きさ、構造、立地、など昔から評価されてきた要素に加え、昨今では断熱性能や省エネ性能などの建築性能が評価されるようになってきました。断熱性能を高めることで空調ランニングコストが年間3万円~5万円下がります。さらに空調機器の更新費まで計算すると10年で55万円、20年で110万円も維持費が下がるのですがら当然ですね。

上記のような建物単体の資産価値に加え、感共建築ラボでは建物周囲の環境を資産価値の評価軸にしようという取組をしています。良質な住環境が売買価格に影響を与えている事実から、建築協定や景観協定、住宅地組合組織などのシステムを使って良質な住環境を長期的に維持できる仕組みわ作りを業務の一つとしているのです。我々が出来るのは小さな一歩ですが、いずれ日本の住宅地を一変させるムーブメントを起こしたいいう夢を描いて活動しています。

2016年7月15日金曜日

パッシブデザイン 周壁表面温度


前回のパッシブデザイン解説ブログでは、ヨットとモーターボードを例にパッシブの意味を説明しました。今日はパッシブデザインを手掛けるようになったきっかけについてお話しします。

広義な意味でのパッシブデザインは建築設計を始めたころから意識していました。太陽角度を計算して庇の出幅を設定したり、風の流れを読んで窓の位置を決定する、南側に落葉樹を植えるなどの設計手法が一般的な広義な意味でのパッシブデザインです。そして、より専門的なパッシブデザインに取り組み始めたのは13年前に自邸を建築した後です。

自邸は南側の公園と北側の多摩川の景色を取り入れて東西の住居の存在を感じないよう窓の位置を大きさを決定し、夏の陽ざしが室内に入らないように庇の出幅を決定しました。このような設計意図は高い効果をあげてとても気持のよい空間にはなりましたが、温熱環境的には快適なものにはなりませんでした。このような経験から、断熱性能や日射遮蔽性能、日射取得性能、換気回数などを設計時に計算で確認しながらプランやデザインを決定する設計手法で設計するようになったのです。

このように環境性能を計算で確認しながらプランやデザインを決定している設計事務所はほとんどありません。環境性能を計算で確認したことのない設計事務所はその重要性に気付きませんし、居住者はもっと理解できないので依頼する設計事務所に計算確認の要望を出しません。なんだか選挙と政治のような関係ですね。車のカタログには走行性能など様々なデータが並んでいるのに車の10倍の価格である住宅には性能表示の要望を出さない。最終的には消費者が変わらないといけません。

感覚的なパッシブデザインと計算確認によるパッシブデザインは、同じパッシブデザインでも天と地ほどの差が生じます。これから住宅を計画される方は設計者に性能表示の要望を出しましょう。
【住環境性能+Design】 森建築設計
パッシブデザイン解説ブログの目次
1、「パッシブデザインとは」:http://moriken1ro.exblog.jp/22984641/
2、「パッシブデザインのきっかけ」:http://moriken1ro.exblog.jp/22998193/
3、「パッシブデザインのメリット」:http://moriken1ro.exblog.jp/23011141/
4、「パッシブデザインのデメリット」:http://moriken1ro.exblog.jp/23079133/
5、「パッシブデザインで注意している事」:http://moriken1ro.exblog.jp/23096967/
6、「事例、町田のナチュラルハウス」:http://moriken1ro.exblog.jp/23210537/
7、「パッシブデザインの設計手法」:http://moriken1ro.exblog.jp/23287562/
8、「間取り」:http://moriken1ro.exblog.jp/23314329/
9、「パッシブデザインの認証制度」:http://moriken1ro.exblog.jp/23341651/
10、「パッシブデザイン建築を建てたい方へ」:http://moriken1ro.exblog.jp/23464956/

2016年7月13日水曜日

7月16日セミナー 無料家づくり相談会も同時開催!!

 
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◆◇開催迫る!!◇◆
   感共建築ラボ 第4回家づくりセミナー
   快適×健康×エコ×資産価値   残席僅か!!
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《開催日》2016年7月16日(土)(受付13:30~)
  ※セミナーは14:00~16:00に開催します。
(1) 「木のはなし」                    ●樹のソムリエ 代表 窪寺伸浩 様
(2) 「資産価値を高める家づくり」●感共建築ラボ 副代表 森健一郎
(3) 「人の五感について」         ●感共建築ラボ 加藤哲也 
(4) 「断熱材と体感」                 ●感共建築ラボ 小島健一 
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《会場》樹のソムリエ studio/マルトミホーム(東京都大田区北千束2-3-2)
    目黒線「洗足駅」徒歩5分
    東急大井町線「北千束駅」 徒歩6分
 ※周辺案内図は以下をご覧下さい。
   http://marutomihome.jp/kinosomurie/access/
《参加費》無料
《申込方法》下記いずれかにてお申込みください
 ◇メール:下記メールアドレスに必要事項をご記入の上お送り下さい。
  info@kankyo-labo.jp
 ー必要事項ー
  お名前 (必須)(                         )
  メールアドレス (必須)(                  )
  住所(                                 )
  電話番号(                              )
  第4回セミナーに申し込みます。
 ◇FAX:下記FAX番号に添付チラシ申込書にご記入の上お送り下さい。
  044-953-6853
 

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【お知らせ・予告】
◎感共建築ラボによる住宅の見学会やオープンハウスをぞくぞくと開催予定!
・オーナー住居兼シェアハウス新築現場構造見学会(大田区北千束) 平成28年9月開催予定!!
・住宅新築現場見学会&珪藻土塗り体験(鎌倉市大船) 平成28年10月開催予定!!
・住宅新築竣工オープンハウス(鎌倉市大船) 平成28年11月開催予定!
・住宅新築竣工オープンハウス(大田区北千束) 平成28年12月開催予定!
 詳細は随時webサイトで掲載しますのでご覧下さい。
 http://kankyo-labo.jp/
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【お知らせ・予告】
◎感共建築ラボによるシェアハウスの入居者を募集します!
・オーナー住居兼シェアハウス(大田区北千束)の入居者を平成28年9月より募集予定です。
 詳細は随時webサイトで掲載しますのでご覧下さい。
 http://kankyo-labo.jp/
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2016年7月11日月曜日

ヨットとモーターボード


パッシブデザインという言葉を耳にすることありますでしょうか?
お客さんとお話ししていて意味を取り違えている人が多いように感じます。なにやら分かるようでよく分からないパッシブデザインの意味などについて数回に分けて解説していきます。

パッシブは直訳すると「受動的な」というような意味になります。パッシブに対する対義語は「アクティブ」で積極的なという意味ですね。両者を見比べると何やらアクティブの方が勝っているように感じますし、「受動的なデザイン」と言われてもどんなものか分かりませんよね。

これは例えてみると分かり易くなります。海の上の船をイメージしてください。風を帆に受けて前進するヨットと、スクリューを回転させて前進するモーターボートです。両者は共に人が操作して海の上を前進しますが、前者は風という自然エネルギーで前進し、後者はガソリンなどを燃焼させて得るエネルギーを使って前進します。
このように、自然エネルギーを上手に使いながら建築手法やデザインに取り入れるのがパッシブデザインです。

風を帆に受けて前に進むヨットは風上には進めないと思われるかもしれませんが実は風上にも進むことができます。帆の角度を調整することで風上に向かって斜めに進むことができるのです。ヨットの方向を変えながらジグザグ走行になりますが風上に向かって進むことができるのです。手間もかかるし時間もかかりますが自然エネルギーだけで前に進むことができます。パッシブとアクティブ、どちらを選択するかは人生観にも関わるように感じます。

次回は「私がパッシブデザインに取り組み始めて理由」についてお話しします。
【住環境性能+Design】 森建築設計
パッシブデザイン解説ブログの目次
1、「パッシブデザインとは」:http://moriken1ro.exblog.jp/22984641/
2、「パッシブデザインのきっかけ」:http://moriken1ro.exblog.jp/22998193/
3、「パッシブデザインのメリット」:http://moriken1ro.exblog.jp/23011141/
4、「パッシブデザインのデメリット」:http://moriken1ro.exblog.jp/23079133/
5、「パッシブデザインで注意している事」:http://moriken1ro.exblog.jp/23096967/
6、「事例、町田のナチュラルハウス」:http://moriken1ro.exblog.jp/23210537/
7、「パッシブデザインの設計手法」:http://moriken1ro.exblog.jp/23287562/
8、「間取り」:http://moriken1ro.exblog.jp/23314329/
9、「パッシブデザインの認証制度」:http://moriken1ro.exblog.jp/23341651/
10、「パッシブデザイン建築を建てたい方へ」:http://moriken1ro.exblog.jp/23464956/

2016年7月10日日曜日

応急仮設住宅コンペ 提出へ向け第一回意見交換


神奈川県建築士事務所協会は今年設立40周年を迎えます。同協会では応急危険度判定士の派遣などに取り組んできた経緯もあり、このたび「40周年記念事業仮設住宅コンペティション 」の開催を発表しました。

私が副代表を務める「感共建築ラボ」でこのコンペへ応募することになり昨日の会議でコンペについて第一回目の意見交換を行いました。メンバーのなかには東日本大震災や熊本地震後の調査で被災地を訪れた経験のある者も3人いて現地の状況や応急仮設住宅の問題点など生の声を聴くことができました。応急仮設住宅は単に建築的な技術にとどまらずコミュニテイー形成や行政と民間の役割分担など幅広い視野で考えなくてはいけません。

提案書の提出まで数度の協議を行いながら我々の理念を投影させた提案書をまとめていきたいと思います。
【住環境性能+Design】 森建築設計

2016年7月9日土曜日

快適×健康×エコ×資産価値 家づくりセミナー開催


私が副代表を務める「感共建築ラボ」第四回セミナーを開催します。

「快適×健康×エコ×資産価値」と題したこのセミナーでは、資産価値を向上させる家づくり、人間の五感、断熱材、木の話、などについて我々の研究成果をお伝えします。今回私は「資産価値を向上させる家づくりとは」のプログラムで30分ほどお話しする予定です。皆さま都合を合わせて是非ご出席ください。

開催日:2016年7月16日(土)
     13時30分~16時30分(セミナーは14時~16時)
会 場:樹のソムリエstudio/マルトミホーム
   (東京都大田区北千束2-3-2)
   (洗足駅徒歩5分、北千束駅徒歩6分)
講 演:資産価値を高める家づくり、木の話、断熱材と体感、人の五感
申込み:氏名、住所、緊急連絡先、メールアドレスを明記の上、
    下記メールアドレスまでお申し込みください
メール:info@kankyo-labo.jp

【住環境性能+Design】 森建築設計