2015年10月31日土曜日
2015年10月30日金曜日
設計事務所スタッフ募集
現在、設計事務所スタッフを募集中ですので勤務先をお探しの方はご連絡ください。
パッシブデザインに興味のある人が来てくれるといいな~
■勤務地:川崎市中原区等々力17-5
最寄り駅は「武蔵小杉」、「新丸子」、「武蔵中原」
自宅事務所は駅から遠く狭いので、実際に勤務いただく場所は近くの
シェアオフィスなどを考えています。
■条件
住環境性能、パッシブデザインに興味のある方
誠実で責任感のある方
CADを問題なく使用できる方(実務経験者・建築士資格保有者優遇)
■待遇
経験の有無や実績を考慮して待遇を決めます
■応募方法
郵送又はメールで履歴書を送ってください。
面接時にポートフォーリオや作図図面などお持ちいただきお話ししましょう。
まずは電話で問合せでも結構です。
森建築設計 森健一郎
〒211-0052 川崎市中原区等々力17-5
044-744-1596
info@mori-ken..com
【住環境性能+Design】 森建築設計
2015年10月29日木曜日
2015年10月28日水曜日
珪藻土制作パネル体験 参加募集
9名の建築家で設立した「感共建築ラボ」第2回目のセミナー&展覧会を開催します。今回は自然素材の効用をテーマに珪藻土メーカーとのコラボで珪藻土パネル製作体験も予定しています。
「感共建築ラボ」は高断熱高気密というような単純な住宅性能だけではなく、住宅周辺の環境を整え、人が本来持っている生体機能を活用することにより、自然と共存する真に豊かな建築を提案する研究グループです。快適で、健康で、経済的で、真に豊かな暮らしができるヒントを知りたい方、是非このセミナー&展覧会にご参加ください。
開催日:2015年11月15日(土)13時~16時30分(セミナー開催時間は14時~15時30分)
会場 :海老名文化会館 122大会議室(海老名市上郷476-2)
受講料:無料(珪藻土制作パネルをお持ち帰りいただけます)
申込み:氏名、住所、緊急連絡先電話番号、メールアドレスを明記の上、
Webサイトの申し込みフォーム・メール。FAXのいずれかでお申し込みください
WebHP:http://kankyo-labo.jp
Mail:info@kankyo-labo.jp
FAX:046-400-4108
(お子さんご兄弟で珪藻土パネル製作される場合はパネル製作人数もご記入ください)
【住環境性能+Design】 森建築設計
2015年10月27日火曜日
高円寺の賃貸併用住宅 温熱性能を試算
一昨日、高円寺の賃貸併用住宅の基本設計最終打合せを行いました。
今後2カ月かけて実施設計を作成し、来年2月初旬に工事を開始する予定です。
さて、一昨日の基本設計打合せでは、プランや仕様の最終確認だけでなく、温熱性能の計算結果も提出させてもらいました。プランの内容で計算した結果、外皮平均熱貫流率Ua値は0.49W/m2K、熱損失係数Q値は1.86W/m2K、冷房期平均日射熱取得率ηCA値は1.4、冷房期日射取得率μC値は0.041、暖房機平均日射熱取得率ηHA値は1.6、暖房機日射熱取得率μH値は0.046という結果です。
また一次エネルギー消費量算定プログラムによる結果は低炭素認定基準相当という結果となりました。
一般的な温熱レベルとしては十分な性能なのですが、上記の数値を見てみるとまだまだ足りない所があります。ひとつは熱損失係数Q値です。目標値1.5に対して試算結果は1.86とまだ目標に達していません。試算では換気方式を第三種換気で計算しているので、これを第一種熱交換型換気に変更することで1.6程度に向上します。あとは窓の個数や仕様を少し変更すれば目標達成できそうです。
難しいのは日射遮蔽と日射利用です。計画敷地は4方を建物に囲まれ、しかも敷地方位が40度程度傾いているため日射遮蔽と日射有効利用が難しいのです。その難しさが数値にも表れています。冷房期日射取得率はあと20%程度下げたい、さらに通風利用で換気回数を上げたい。暖房機の日射熱取得率は2倍くらいに向上したいところです。夏の性能を上げると冬の性能が低下する。冬の性能を上げると夏の性能が低下するということにつながります。建物方位を真南に向けられない建物はパッシブ利用という点でとても難しいのです。
実施設計では、窓の仕様選定や外部ブラインドの採用検討などをしながらパッシブ利用の最適な解決策を模索しながら図面を書いていくことになります。
【住環境性能+Design】 森建築設計
2015年10月26日月曜日
パッシブハウス・ジャパンの構造見学会に参加
一昨日、超高断熱の構造見学会に参加させてもらいました。
パッシブハウスジャパン代表理事、キーアーキテクツ代表の森みわさん設計の住宅です。
構造はRC造で外断熱としてEPS断熱材とロックウールを併用していました。EPS断熱材の厚みはなんと150mmという厚さです。暖房負荷は7kWh/m2という驚きの性能となったそうです。この性能はパッシブハウス基準を超えるものなのです。
さて私が注目したのは使用している窓でした。ヨーロッパ製の樹脂窓で、高性能トリプルガラスと超高断熱フレームの採用によりUw=0.60W/m2Kという超高性能窓です。枠の補強にはは金属ではなくグラスファイバー材を使用し、フレーム内にポリウレタンフォームを充填する事で高断熱性と軽量化を実現したものです。また枠の外部側はアルミカバーを標準採用している窓で、紫外線や雨などから樹脂を守り高い耐久性を実現していました。
値段は・・・・・
木製窓と同じくらいです。国産アルミ樹脂の2倍強といったところでしょう。
【住環境性能+Design】 森建築設計
2015年10月24日土曜日
エクセルギーと環境の理論
今週は宿谷教授の勉強会に参加しました。渋谷で月一回開催されているオイコスフォーラム連続セミナーです。10月21日受講したセミナーは5階の連続セミナーの第一回目で、「エネルギー、エントロピー、そしてエクセルギー」についての概論的なお話を聞くことができました。
紀元1200年から現在に至るまで、熱に関する研究がどのようにされてきたのか、ステヴィン、ガリレオ、ニュートン、ブラック、カルノー、ジュール、クラウジウス、トムソンなどの研究者がどのような研究をして現在の熱に関する学問が形作られてきたのかを再度確認できました。熱はエネルギーとエントロピーとエクセルギーの3つの概念を理解しないと真に納得することは出来ない。このうちエントロピーとエクセルギーの概念は100年以上前に発見されていたにも関わらず難しい理論だったためエネルギーに関する研究のみが先行して現在に至っているということです。
この講義は2時間20分という長時間の講義です。宿谷教授は我々一般人の頭でも理解できるようにあの手この手様々な例え話を盛り込みながら説明してくれるのですが、話を聞いていても分かったような分からないような・・・
やはり宿谷教授が執筆した書籍を読み込まなければいけないと感じ講義を受けながらアマゾンに発注しました本が写真の「エクセルギーと環境の理論」です。
【住環境性能+Design】 森建築設計
2015年10月20日火曜日
本の家 設計監理契約!!
神奈川県逗子市で建設予定の「(仮称)本の家」の設計監理契約を締結いたしました。
まだ名称は仮称としておりますが、建て主様が所蔵する本の量が尋常ではない、とのご本人のお言葉から「(仮称)本の家」とさせていただきました。次回はご自宅を訪問させていただき、ご要望事項のヒアリングと所蔵されている本との対面をする予定です。添付した写真はまったくのイメージ写真です。この写真は20万冊の本で巨大な迷路を作ったものだそうです。
本を構造体にすることはできませんが、もしかしたら全ての壁が本棚になってしまうのかもしれないというイメージしております。単なる本の収納場所を超えるようなアイデアが生まれたらいいな~
【住環境性能+Design】 森建築設計
2015年10月19日月曜日
1800m2の事務所ビル改修 設計監理契約
先週末、横浜にある鉄骨造5階建て事務所ビル改修工事の設計契約と現場調査を行いました。
延床面積1800m2という大きなビルの改修工事です。
依頼主は10年以上前にマクドナルドの店舗設計をしていた頃に施工工務店の現場管理者として従事していた方です。その彼が独立し、貸事務所業を営むためのビルを改修するというものです。実施図面を書いてもらう人と電機設計者もマクドナルド店舗設計時代の知り合いに頼みました。昔一緒に仕事をしていた方々との再会と再び一緒に仕事をする機会を作ってもらいとても嬉しいです。
設計業務としては貸事務所としての部屋割りをするための排煙チェックと防災関係の設計、予算は限られていますが少しでも稼働率が上がるようデザイン的な提案をさせてもらうというものです。写真のようなごく普通の事務所空間がどのように変わるのか、またこのブログでお知らせいたします。
【住環境性能+Design】 森建築設計
2015年10月17日土曜日
高断熱の家と自然換気
昨晩は東急みなとみらい線の馬車道駅近くで建築相談の面談をいたしました。
断熱性能の高い住宅を建設したいという方からのご相談です。
私のセミナーなどで解説しているシートを利用して断熱性能と住環境性能の関係についてご説明いたしました。冬の断熱性能は室温、表面温度、健康性、経済性、省エネ性などと密接に関連しています。また冬に日射を取り入れて室温を上昇させることで暖房エネルギーを大幅に削減できます。春と秋の中間期は換気性能が特に重要です。そして夏季は日射遮蔽と換気性能が快適環境を作るうえで重要です。
夏季の日射取得の6割~7割は開口部(窓)から入ってきます。屋根面の断熱を強化している昨今の住宅では開口部からの日射侵入割合が8割にも達しています。ですので開口部からの日射を極力遮蔽することが夏を快適に過ごし冷房エネルギーも削減するうえでとても重要なのです。
私が常々言っているのは四季に合わせた性能に衣替えできる住宅にしましょうということです。冬季に必要な性能は断熱と日射取得です。春と秋に必要なのは自然換気性能です。冬季に必要なのは日射遮蔽性能と自然換気性能です。このように考えると高断熱性能が必要なのは冬季だけ、一年のなかで4割です。それに対し自然換気性能が重要な季節は春~夏~秋の3シーズンで一年のなかで6割です。夏季は日射遮蔽を確実に行い自然換気と調湿性能のある仕上げ素材、さらに蓄熱性能を組み合わせることで一夏で冷房を稼働させる日数は10日~15日程度に減少できます。
【住環境性能+Design】 森建築設計
2015年10月13日火曜日
鎌倉の減築リノベーション 基本設計打合せ1
昨日は「鎌倉の減築リノベ」計画の打合せを行いました。
前回の要望聞き取り打合せから約1ッか月半のお時間をいただき、ファーストプランの提案をさせてもらいました。
リノベーションは新築の3倍くらい難しい。コスト予想や断熱気密工法など新築は細かく考えなくても予想できるのですが、リノベーションは既存部分があっての改修になるので、コスト予想も不透明、断熱気密工法はその都度計画が必要です。当然ですが既存部分を活用しながらなるべく低コストで最大の効果を得るプラニング能力も必要になります。
昨日の打合せでは、家の中で気持のよい場所に順位を付け、最も気持のよい場所にダイニング、普通は暗くなりがちな中央部に上部より採光を取る事で心地よい場所に変えるとういう計画でリビングスペース、普通はリビングなどを配置する南側は隣家が建つと直射光がほぼ入らなくなるのでキッチンを配置するという提案をいたしました。
打合せでは将来の模様替え、コスト、植栽外構計画、隣家の建設計画、断熱気密工法、仕上げ素材など様々な意見交換のなかで要望事項をいただきました。次回打合せでは詳細な設計見積りと検討プランを用意して協議させてもらうこととなりました。
【住環境性能+Design】 森建築設計
2015年10月10日土曜日
設計事務所スタッフ募集!!
事務所スタッフ募集の広告を事務所前に掲示しました。
現在、設計事務所スタッフを募集中ですので勤務先をお探しの方はご連絡ください。
パッシブデザインに興味のある人が来てくれるといいな~
■勤務地:川崎市中原区等々力17-5
最寄り駅は「武蔵小杉」、「新丸子」、「武蔵中原」
自宅事務所は駅から遠く狭いので、実際に勤務いただく場所は近くの
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■条件
住環境性能、パッシブデザインに興味のある方
誠実で責任感のある方
CADを問題なく使用できる方(実務経験者・建築士資格保有者優遇)
■待遇
経験の有無や実績を考慮して待遇を決めます
■応募方法
郵送又はメールで履歴書を送ってください。
面接時にポートフォーリオや作図図面などお持ちいただきお話ししましょう。
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森建築設計 森健一郎
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【住環境性能+Design】 森建築設計
2015年10月9日金曜日
2015年10月7日水曜日
建築士会環境部会勉強会 射影幾何学
昨日は神奈川県建築士会 建築環境部会の勉強会でした。メイン講義は「射影幾何学」についての解説、私は通例講義の建築心理学の第二章として「適切な空間の広さ」について30分ほどお話しさせてもらいました。
さて、メイン講義で加藤哲也さんが発表された「射影幾何学」は我々建築分野の人間にとって馴染みのない理論であるだけに、分からないながらも皆の興味を集め多くの意見交換ができました。
射影幾何学と射影空間について、下にウィキペディアの解説を転記しますが、これを呼んでも何のことかまったく分かりません。
射影幾何学とは(ウィキペディア)
射影幾何は、初等的なユークリッド幾何とは設定を異にしており、射影空間といくつか基本的な幾何学的概念をもとに記述される。初等的な直観としては、射影空間はそれと同じ次元のユークリッド空間と比べて「余分な」点(「無限遠点」と呼ばれる)を持ち、射影幾何学的な変換においてその余分な点と通常の点を行き来することが許されると考えることができる。
射影空間とは(ウィキペディア)
射影空間(しゃえいくうかん、projective space) とは、その次元が n であるとき、(n + 1)個の「数」の比全体からなる空間の事をさす。比を構成する「数」をどんな体(あるいは環)にとるかによって様々な空間が得られる。非ユークリッド幾何学のひとつである射影幾何学がその概念の端緒であるが、射影空間は位相幾何学、微分幾何学、代数幾何学など幾何学のあらゆる分野にわたって非常に重要な概念である。
昨日の勉強会では、加藤さん自身の感覚で射影幾何学を水彩スケッチで表現してお話しいただきました。射影幾何学と今まで我々が勉強してきた熱や磁気、周波数・波や色などと関連付けて考察を加え水彩スケッチで表現しているところが皆の興味を集めたところです。点の集合体の線、線の集合体の面、つまり点で考えるユークリッド幾何学と射影幾何学は設定を異にしています。ユークリッド幾何学では平行線は交わる事はありませんが、実際は線路や道路を見れば分かる通り2本の平行線は遠方で交わって見えます。この交わりを射影幾何学では説明できるそうです。さらに植物の成り立ちなども射影幾何学の計算式で表すことができるそうです。
射影幾何学、とても私の頭で理解する事はできそうにありませんが、新たな扉の存在を知る事ができました。
2015年10月4日日曜日
建築士会 建築環境部会の講習会を開催しました
昨日は、神奈川県建築士会 建築環境部会主催の講習会を開催しました。
岐阜県立森林アカデミー 木造建築スタジオ 辻充孝准教授をお招きして「温熱環境の基礎~断熱と日射取得~」について解説いただきました。
今回は講習会に先立ち、建築環境部会の活動報告もさせていただき、私は昨年行った勉強会の内容について10分ほどお話しさせていただきました。気流、結露、熱、不快、気候、光、音、人間の五感などについて行ってきた勉強会の報告です。
さて、講習会本題の「温熱環境の基礎」では辻先生による内容の濃い講習をしていただきました。
1、温熱躯体性能の必要性
2、外皮平均熱貫流率Ua値の算出方法
3、熱損失係数Q値の算出方法
4、外皮平均日射熱取得率ηa値の算出方法
5、夏季日射取得係数μ値の算出方法
6、気密性能の重要性
7、防露性能の重要性
以上の内容を実際の試算も交えながら短時間でご説明いただき、出席者の方々には集中して真剣に取り組んでいただきました。
今年度の建築環境部会主催講習会は昨日が2回目、次回は年明け1月23日、建築家の西方里見氏をお招きして「最高の省エネ・エコ住宅をつくる方法」について講習いただく予定です。
【住環境性能+Design】 森建築設計
2015年10月2日金曜日
設計事務所スタッフ募集!!
設計事務所スタッフを募集しています!!
森建築設計は住宅設計を中心に、住環境性能を計算で確認しながら
快適で、健康で、省エネで、経済的で、デザインされた建築を設計している設計事務所です。
現在事務所スタッフを募集中ですので勤務先をお探しの方はご連絡ください。
■勤務地:川崎市中原区等々力17-5
最寄り駅は「武蔵小杉」、「新丸子」、「武蔵中原」
駅から遠く自宅事務所は狭いので、実際に勤務いただく場所は近くの
シェアオフィスなどで働いていただきます。
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住環境性能、パッシブデザインに興味のある方
誠実で責任感のある方
CADを問題なく使用できる方(実務経験者・建築士資格保有者優遇)
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■応募方法
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面接時にポートフォーリオや作図図面などお持ちいただきお話ししましょう。
【住環境性能+Design】 森建築設計
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