2017年12月5日火曜日

環境家計簿


神奈川県建築士会 建築環境部会の活動をふたつ紹介します。

1、「住宅のエネルギー計算と環境家計簿」講習会を開催しました。
2日(土)岐阜県立森林アカデミー・木造建築スタジオ准教授 辻 充孝先生をお招きして住宅の実生活状況とランニングコストを考えた設計手法を学ぶ講習会を開催しました。
建築環境部会では毎年数回の講習会を開催していて、辻先生の講習会は今年で3年目となります。
今回の講習では住人の実光熱費からいまの生活を推測して、その住人にふさわしい住宅を作るための設計手法を学びました。
講習会後には辻先生も交えた親睦会で来年への飛躍を誓いあいました。
2、建築環境部会の定例会に出席
昨日、建築士会 建築環境部会の定例会に出席しました。
熱損失や日射取得の基準、省エネ法による一次エネルギー消費量の基準など国による様々な施策が施行されています。このような新たな基準が生まれる中、そもそも人が心地よいと感じる環境はどのようなものなのかを建築環境部会では考えています。
「五感に馴染む感境建築をもとめて」と題し、「快適~未感~不快」の境目はどこなのか?
昨日はメンバ^-それぞれが考える境目について議論しました。

ひとくちに「心地よい」といっても考えるべきことはたくさんあります。
温熱環境、眺望、日当たり、風通し、素材、デザイン、色、体質、こころの健康、家族関係、植物、動物、地域性、風土、地域コミュニティー・・・・・
心地よい状態は人それぞれ違うのです。

【住環境性能+Design】森建築設計
http://moriken.p1.bindsite.jp/

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