2015年8月31日月曜日

高円寺の賃貸併用住宅 路地を散策する賃貸室


昨日は「高円寺の賃貸併用住宅」のファーストプレゼン打合せを行いました。設計監理契約から約1か月が経過し、詳細に検討したファーストプランをご提示し建て主様の感想をお聞きしながら改善点なとについて話し合いました。

「高円寺の賃貸併用住宅」は1階に賃貸2部屋、上階がオーナー宅という建築計画です。1階の賃貸室は長い奥行を活かし路地を散策するようなプランを提案しました。路地を歩いていると、調理スペース、寝室スペース、リビングスペースとそれぞれのスペースは小さいながらも適度なスペースが出現するというプランです。そして最奥には癒しの浴槽スペースを設けました。他では見たことのない魅力を持った賃貸室になったと思います。

昨日の打合せでファーストプランの概要をおおよそご了承いただき、さらに細部の検討や内外仕上げ、設備、照明仕様などの検討を進めていくことになりました。
【住環境性能+Design】 森建築設計

2015年8月27日木曜日

建築環境セミナーに出席&感共建築LABO.設立記念セミナー開催のお知らせ


昨晩は宿谷教授の建築環境セミナーに出席しました。
「建築環境のバイオクライトロジー」というセミナー名も内容もとても難しいセミナーです。昨晩は全5回の最終回ということで、いよいよエクセルギーとは何かを2時間かけて解説していただく予定だったのですが、宿谷教授のご自宅マンションの断熱改修についてのお話が思いのほか長時間となりエクセルギー解説までいきませんでした。エクセルギー解説は次クールに持越しです。

写真は宿谷教授のセミナーとはまったく関係ありません。3男が保育園で描いたナスの絵です。
3男にブログUPした画面を見せなくてはいけないので掲載。

そしてセミナー後はいよいよ始動した「感共建築LABO.」の設立記念セミナーについての事前打合せを行いました。

「感共建築LABO.」は高断熱高気密というような単純な住宅単体の性能だけではなく、住宅周辺の環境を整え、人が本来持っている生理学的機能(能力)を活用することにより、自然と共存する(自然のポテンシャルを有効活用)真に豊かな暮らしができる建築を提案する研究グループです。2年以上勉強会で勉強してきた仲間9人と一緒に立ち上げた団体であります。
「感共建築LABO.」の設立を記念し、快適で・健康で・経済的で・真に豊かな暮らしができる家づくりのヒントを解説するセミナーとメンバー建築家の作品展を同時開催いたします!!

セミナー(衣替えする家づくり)&作品展
日時:9月19日(土)13時30分~16時30分(セミナーは14時~16時)
会場:川崎市 中原市民館 2階3号室(川崎市中原区新丸子東3丁目1100-12)
受講料:無料

会場は東急東横線及びJR南武線の武蔵小杉駅から徒歩1分という便利な場所です。
申し込みは、氏名・住所・メールアドレス・緊急連絡先電話番号を明記の上、下記アドレスへメールをお送りください!!

info@mori-ken.com

【住環境性能+Design】 森建築設計

2015年8月26日水曜日

鎌倉の減築リノベ 設計監理契約を締結しました


一昨日、「鎌倉の減築リノベ計画」の設計監理契約を結ばせていただきました。
写真はご依頼いただくきっかけとなった「自然派住宅の大規模リフオーム」の半屋外ルーフバルコニーです。自然派住宅野地規模リフォームは子供が独立して不要となった子供室を減築し半屋外ルーフバルコニーに改修するなど、1階と2階で大胆な減築を行いながらご夫婦二人のための住宅にリフォームしたものです。

「鎌倉の減築リノベ計画」のご依頼主様は日ごろ竣工写真を撮影していただいているカメラマンさんです。私の減築リノベ実績を見てご依頼いただいたのですが、職業柄多くの建築家と交流があるなかで私にお声掛けいただいたことがとても嬉しいです。

計画住宅は述べ70坪、設計・施工共に力のある者の手によることが一目で分かる和風住宅です。この住宅を減築しながらご夫婦二人のために最適な住宅に作りかえるという計画です。ご予算、減築方法、近接する隣接建物、日射取得遮蔽が難しい敷地方位など数々の問題をクリアしながら、ご夫婦好みの住宅へリノベーションしなければいけません。もちろん断熱改修と耐震改修は必須です。
約1ケ月後のファーストプラン提示打合せを目指しプラン検討をしていきます!!
【住環境性能+Design】 森建築設計

2015年8月25日火曜日


築100年の古民家再生プロジェクトのキッチンがhomifyのトルコ版サイトで紹介されました。
https://www.homify.com.tr/yeni_fikirler/40816/birbirinden-oezel-10-farkli-mutfak-dolabi

色とりどり、日ごろ見慣れたキッチンとは全く違う特徴のある海外のキッチンが並ぶなか、私が手掛けた「築100年の古民家再生」のキッチンが紹介されています。日本的なスタイルに魅力を感じて掲載してくれたのでしょう。紹介文はもちろん日本語ではないのでどのように紹介されたのかはよくわかりません(笑)。
【住環境性能+Design】 森建築設計

2015年8月20日木曜日

CO2濃度の限界値


写真は昨日の我が家の二酸化炭素濃度です。14時に900PPMだったものが10分後の14時10分に2000PPMに上昇、さらに14時26分には最高値の4432PPMまで急上昇しました。

さてこの時我が家で何があったのか?

実は子供が夏休みの宿題で竜巻を作る実験でドライアイスの煙を大量に発生させていたのです。二酸化炭素濃度が急上昇するのも当然ですよね。

二酸化炭素はそれ自体は有害なものではありません。屋外の二酸化炭素濃度は400PPMです。屋内、特に住宅で二酸化炭素濃度を上昇させる原因は人の呼吸です。人の呼気に含まれる二酸化炭素濃度は38000PPMで、吐き出すとすぐに希釈され無害なレベルまで減少します。ちなみに一般的な二酸化炭素濃度の衛生的な限界値は5000PPM、15000PPMで息切れや脈拍の増加、80000PPMで痙攣や麻痺など死に至ることもあると言われています。
このように二酸化炭素は超高濃度でなければ空気汚染とはみなされないのですが、二酸化炭素濃度を800~1000PPMに保つことでその他の有害物質の濃度も害が無いレベルと判断できるので空気汚染のセンサーとして有効なのです。

室内空気を新鮮に保つに必要なのが換気です。屋外の新鮮な空気と室内空気を入れ替えて室内空気を無害なレベルに保つのです。日本で義務付けられている住宅の換気量は0.5回/hという換気量、1時間に居室の空気容積の1/2の換気を行いなさいという基準です。確認申請ではこの0.5回/h換気を行えるように居室の容積から換気扇の能力を決定した計算式の書類を提出して審査を受けているのです。

ここで問題となるのが実際に書類通りの換気量があるかどうかという事です。換気量が不足する原因は、1換気扇のスイッチを切る、2フィルターやグリルが目詰まりして所定の換気量が得られない、3ダクト曲がりなどの圧力損失で所定の換気量が得られない、という3点が最も大きな原因です。

居住時の換気量の測定は実験室でない限り不可能なので、二酸化炭素濃度を測定することで空気汚染度を推測するという方法が有効となるのです。換気は多すぎるとエネルギーロスとなり少なすぎると健康被害が発生します。そこで最近では二酸化炭素濃度をチェッカーとして必要な分だけ換気を行うというデマンドコントロール換気というシステムの研究も進んでいます。
ドライアイスの実験による我が家の二酸化炭素濃度急上昇から長文となってしまいました。最後までお読みいただきどうもありがとうございました。
【住環境性能+Design】 森建築設計

2015年8月19日水曜日

日本民家園で古民家の環境調査を行いました


昨日は神奈川県建築士会 建築環境部会の仲間と日本民家園の環境調査をしてきました。
川崎市多摩区の日本民家園は日本各地の民家を移築して展示している屋外博物館です。昔ながらの民家の内外環境を実測調査することで、古民家の快適性を探るための調査を行ったのです。

午前中までの雨が上がり、調査時間の午後1時~3時は晴間となり夏の環境調査に相応しい天候となりました。調査は3人1組の3班に分かれて、1班3軒、合計9軒の調査を行いました。南側屋外温湿度・地面と外壁の表面温度、北側屋外温湿度・地面と外壁の表面温度。屋根と軒裏の表面温度、屋内各室の温湿度と各部表面温度、天井高さなどを測定してきました。

昨日は採光気温32℃、湿度70%という蒸し暑い天候でした。汗をかきながら外を歩いて調査民家に入っても涼しいということはありません。ですが床に座り南北に吹き抜ける風にあたると気持ちいいのです。現代の住宅に見られる籠ったような暑さはなく、動かずに座っていれば過ごせる程度です。これは古民家の床壁天井の表面温度が26℃程度ということから感じるものだと推測できます。
また窓の小さな民家と南北に大きな開口がある民家では快適度がかなり違うことも実感できました。
やはり昔の民家は夏過ごしやすい家となっていたことがよく分かりました。
【住環境性能+Design】 森建築設計

2015年8月13日木曜日

川崎フロンターレ×モンテディオ山形戦を観戦


昨晩は川崎フロンターレの試合を観戦してきました。といってもチケットを購入するほどのサッカーファンではないので新聞のチケットプレゼント応募で当たったのです。スタジアムはもちろん自宅から自転車で1分の等々力スタジアムです。

試合開始直前まで仕事をして入場したため対戦チームのモンテディオ山形応援団のすぐ隣の席での観戦となりました。現在最下位という山形との対戦ということから川崎フロンターレの勝利を予想していましたが、両チームとも単調な攻めでシュート数も少ない試合となり結果は0-0の引き分け。とくに2試合連続の3ゴールで2連勝中だった川崎フロンターレにとっては残念な結果となりました。

この試合では今月3日に獲得を発表したFWアルトゥール・マイアが先発でJリーグデビュー。広州富力へ移籍したFWレナトが背負っていた10番を受け継いだブラジル人FWのプレーを注目していましたが際だったプレーが無く、後半13分までプレーしましたがなかなかチャンスに絡めませんでした。

「今日の相手に勝てないときつい。(内容が)すごく悪いわけでもなかったけど、この相手には勝たないとダメ。今日は下がらずに、ゴール前にい続けようと思ったけど、(自分が)下がらないと間延びする」。
(FW大久保嘉人)
「点が取れなかったのは大きな反省材料。決定機は少なかったけど、自分を含めて最後の精度が低かった。正直、もっとやってもらわないと困る。タイトに来る相手に対して彼自身、面食らったのかもしれないけど、埋没してもらったら困る」
(MF中村憲剛)

この二人のコメントが不甲斐ない試合のジレンマを物語っています。
とはいえまだ後半戦4位です。次戦以降では初タイトルを目標に奮起してもらいたいです。
【住環境性能+Design】 森建築設計

2015年8月12日水曜日

木陰の涼しさを実測検証


写真をみるだけでも木陰は涼しげですね。
ブログ機能の一つに、一年前のブログをメールしてくれるというものがあります。丁度一年前、自宅の周辺を環境測定をして木陰の涼しさを考察したものあったので、今年の暑い夏にちょうどいいと感じUPします。
今日はお昼ご飯を食べた後に事務所周辺地域の環境測定をしてきました。
 測定時間は12時20分~45分。測定地点は川崎市中原区です。
 住宅地と緑に覆われた場所で温度はどのくらい違うのか、木陰の涼しさを数値で確認してきました。
 1、直達日射量
   屋外水平面:770W/m2、屋外垂直面:450W/m2
屋内ガラス越し日差し部:160W/m2、屋内ガラス越し日影部:窓上56W/m2、窓下107W/m2
  窓ガラスは普通複層ガラスです。普通複層ガラスの日射侵入率はたしか79%くらいなので450Wのうち
  355Wの熱量が室内に入ってくるはずです。屋内ガラス越しの日射量は160Wだったので355-160=195W/m2分はガラスなどに熱として吸収され室内に放熱しているのでしょう。
 2、室内環境
   1階:30.5℃、64.8%、表面温度28℃(床・壁・天井)
   2階:30.5℃、64.8%、表面温度29℃(床・壁・天井)
   いつもは2階の室温が1階よりも2℃近く高いのですが、今日は風が強いせいか同温でした。
 3、自宅周辺
   南側:32.3℃、63.1%、風速0.8m/s、日向地面37℃、日影地面31℃
  北側:32.6℃、62.8%、風速0.6m/s、日影地面27℃
4、緑に覆われた緑地
   31.3℃、62.5%、地面(土)25℃、地面(アスファルト)29℃、風速1.0m/s
我が家の周辺よりも温度は1度低いだけですが、それ以上に温度差を感じるのは表面温度の違いでしょう
  体感温度は空気温度と周辺温度を足して2で割ったくらいなので、数値から読み取ると体感温度は
  4℃~5℃低く感じるはずです。やはり表面温度だな。
 5、住宅密集地
   33.1℃、54.7%、日向地面47℃、日影地面36℃、風速1.0m/s
温度は1℃~2℃の違いですが地面や壁面の表面温度が一段と高いのがわかります。
   我が家の周辺よりも体感温度で5℃、緑地よりも10℃暑く感じるのでしょう。おおよそ実感に近いです。
以上、一年前のブログでした。木陰下の地面温度が25度というところが涼しさを感じるポイントです。
空気温度31度、地面表面温度25度なら体感温度は28度になります。体感温度28度で微風があれば涼しく感じることが直感的に分かりますよね。
【住環境性能+Design】 森建築設計

2015年8月11日火曜日

自立循環型住宅への設計ガイドライン(温暖地版)講習会情報


自立循環型住宅ガイドライン (温暖地版)の講習会が開催されるのでお知らせします。

この度開催される講習会は、自立循環住宅研究開発委員会の最新の研究成果を反映し、また平成25年改正省エネルギー基準に対応したものです。同ガイドラインが最初に発行されたのは2005年のこと、それから準寒冷地版と蒸暑地版、さらに既存住宅の改修ガイドラインが発行され、また平成25年の新省エネルギー基準の施行などがあり、2005年以降の研究成果が反映された大幅バージョンアップ版となるガイドラインの講習会になります。

日本全国どの工務店でも建設できる普通の技術を使いながら、自然エネルギーを有効活用して消費エネルギーを半減させ快適で健康な住宅の提供を目指す技術者の方々には必聴の講習会です。講習会場は福岡、大阪、名古屋、東京の4会場です。

申込み方法等詳細につきましては下記サイトの「講習会スケジュール」から申込みできます。
自立循環型住宅公式サイト ⇒ http://www.jjj-design.org/
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主催:一般財団法人建築環境・省エネルギー機構
【福岡】
日時:平成27年8月27日(木) 10:00~17:00
会場:天神クリスタルビル Aホール
(福岡県福岡市中央区天神4-6-7)
【大阪】
日時:平成27年9月2日(水) 10:00~17:00
会場:大阪国際会議場 会議室1202
(大阪府大阪市北区中之島5-3-51)
【名古屋】
日時:平成27年9月3日(木) 9:30~16:30
会場:ウインクあいち 会議室1302
(愛知県名古屋市中村区名駅4-4-38)
【東京】
日時:平成27年9月4日(金) 10:00~17:00
会場:建築会館ホール
(東京都港区芝5-26-20)

【住環境性能+Design】 森建築設計

2015年8月6日木曜日

東京の猛暑日、真夏日、雷日数


東京は今日(8月6日)も35度超えの猛暑日となりましたね。
猛暑日の連続日数を更新し7日間連続の35度超えだそうです。
その猛暑日ですが、東京における年間猛暑日日数のデーターが東京気象台にあるので紹介します。

1876年~2013年の統計ですが、過去最も多かったのは1995年と2010年の13日間となっています。今年は今日で7日連続ですから年間日数でも最高記録を更新してしまうのかもしれません。

東京気象台の猛暑日データーページ、猛暑日だけでなく夏日や雷日数もグラフ化されています。
http://www.jma-net.go.jp/tokyo/sub_index/tokyo/kikou/t_ts/t_ts.html

この統計をみると100年の間にどれだけ猛暑日が増えているのかもよく分かります。100年前までは年間猛暑日は0日か1日だったものが昨今は年間4日間が普通になってしまっています。このデーターは夏のものですが、では冬はどうなのか。

冬も夏同様に温暖化が進んでいて、東京では0℃以下になる日数が確実に少なくなってきています。

では日本全体ではどうなのでしょう。
http://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/temp/an_jpn.html

上のページは気象庁が発表している日本の年平均気温偏差グラフです。
ここ100年で日本の年間平均気温は1.14℃上昇しているのです。温暖化が確実に進んでいることが分かりますね。温暖化の原因はCO2だという説明が多かったのですが、実はCO2起因は40%だという説が定説となってきたようです。40%といでども温暖化の原因の一つであることには変わりありません。CO2削減、できれはゼロエネ社会を目標に努力しなくてはいけません。

【住環境性能+Design】 森建築設計

2015年8月4日火曜日

建築紹介サイトで子供室を紹介してくれました


建築紹介サイトhomifyで「横浜の二世帯住宅」の子供室と「築100年の古民家再生」の子供室を紹介してくれました。紹介文と共に横浜の二世帯住宅「子供室」写真を紹介しますね。

横浜の二世帯住宅の子供室 「飽きることのない空間」
こちらは神奈川県を拠点に活動する【快適健康環境+DESIGN】森建築設計が手掛けた住宅の子ども部屋です。2階にある子ども部屋は吹き抜け上部の斜め床からロフトまで連続した空間です。斜め床は滑り台として使用できたり、登り綱もあるのでそれを使って登ることもできます。写真奥には天窓を設け、ロフトの明るさの確保と上下通風を得ています。飽きることのない楽しく、毎日ワクワクする子ども部屋ですね。

築100年の古民家再生 「秘密基地のある子ども部屋」
こちらは上記と同じく【快適健康環境+DESIGN】森建築設計が手掛けました。100年前に建設された古民家を、暮らしやすく快適で省エネな住宅にリノベーションされました。そんな子ども部屋はお子さんの強い希望でロフトを設けられました。今は、お子さんのレゴスペースとなっており、部屋の片付けを気にせず使える隠れ家のような雰囲気で秘密基地みたいな空間です。天井の高い部分にベッドを配置することで、圧迫感を感じることもなく、時代を感じる柱や梁を寝転んだときに見ることができます。

homifyの紹介ページ
https://www.homify.jp/ideabooks/39127/

【住環境性能+Design】 森建築設計

2015年8月1日土曜日

長期優良住宅リフォームの補助金事業 募集開始


長期優良住宅化リフォーム推進事業の通年申請タイプの募集が開始されました。

本事業は、インスペクション、性能の向上を図るリフォーム及び適切なメンテナンスによる既存住宅ストックの長寿命化に資する優良な取り組みに対し、国が事業の実施に要する費用の一部について支援することにより、既存住宅ストックの質の向上及び流通促進に向けた市場環境の醸成、及びそれらの取組の普及を図ることを目的とします。

「通年申請タイプ」の交付申請を行えるのは、これまでに「長期優良住宅化リフォーム推進事業」を実施したことのない施工業者が対象となります。補助金額は100万円です。申請受付け予定戸数は200戸(予定変更の可能性もあり)だそうなので、早い者勝ちです。これまで本事業を実施したことのない方で近々長期優良化レベルのリフォーム計画をお持ちの方は申請してみてはいかがでしょうか。
応募先は「長期優良住宅化リフォーム推進事業事務局」になります。
http://www.choki-r-shien.com/h27_tsuunen/

【住環境性能+Design】 森建築設計