2015年12月29日火曜日

本の家 ファーストプラン打合せ



昨日は「本の家」のファーストプラン打合せを行いました。打合せ場所は今月から借りている馬車道駅直結のシェアオフィスの会議室です。この会議室は今月25日から使用できるようになったばかりの部屋で森建築設計が初めて使わせてもらいました。

さて、「本の家」のファーストプランは敷地南側の森からの日陰を考慮したプランとなりました。先日の敷地再調査において、冬季は1階への日射は1時間、2階への日射も午後12時半~16時30分程度であることがわかりました。この日射状況から2階に日射取得用の大きな窓を設け、その光と熱を1階にも導くプランを考えました。

1階は多目的に使える大きな玄関ホールを中心に、西側に居間、東側にキッチンと水回りを設けました。中央の玄関ホール上の天井を半透明にして2階窓から日射取得した光を熱を1階に導きます。階段を上がって2階は中央にホール(洗濯物干場、兼来客時の宿泊スペース)、西側に主寝室と東側に書斎を設けました。主寝室と1階の今は同じ大きさとして、将来1階に寝室スペースを設けることもできる、また1階居間を来客用の宿泊スペースにもできるというように融通の利くプランとなっています。

インテリアは今風のおしゃれな感じでは無く、建て主様の年齢や趣味などからイメージした落ち着き有るシックなインテリアとしています。懸案事項としては、2階から取得した日射熱は半透明の床材で遮断され1階まで下りないことが予想されるので、ダクトを使った空気循環システムなども考えていかなくてはいけないと感じています。また建て主様の趣味関連の設えを外部に設けるなど次回まで検討しなければいけないことが挙げられましたが、大きな方向性はご満足いただいたのではないかと思います。次回打合せは来年1月中旬を予定しています。
【住環境性能+Design】 森建築設計

2015年12月27日日曜日

ランドマークとクィーンズスクエア


今日は日曜日ですが、午前午後と仕事です。午前中は川崎市中原区で住宅計画をお持ちのお施主様との3回目の打合せを行い、来年早々の設計契約をご依頼いただくことになりました。午後は明日の「本の家」のプラン打合せ準備のために馬車道アトリエに来ています。

馬車道アトリエは東急みなとみらい線の馬車道駅直結のビルにあります。馬車道というとJR関内駅側を思い浮かべることと思いますが、馬車道通りを突っ切り海側へ出たところに馬車道駅があるのです。馬車道駅からJR桜木町駅は歩いて10分弱と言う距離にあり、運河越にランドマークタワーとクィーンズスクエアを望む写真の景色を見ることができます。
【住環境性能+Design】 森建築設計

2015年12月26日土曜日

歴史的建造物1階のカフェ

 
 
今月から二人の新スタッフ用に借りたYCC・コワーキングスペースの1階にあるお酒も飲めるカフェです。1929年に建設された歴史的建造物「旧第一銀行横浜支店(一部復元) 」を用いた施設の1階にあるこのカフェ、夕方からは照明の照度を落しとてもいい雰囲気ですよ。

OMNIBUS(オムニバス)とはラテン語で「すべての人のために」という意味だそうです。楽しげなマルシェをイメージしたカフェ&ギャラリーで、フード&ドリンクだけでなく、アート作品の展示やイベント開催なども楽しめます。店内のユニークなカートは5組のクリエイターによるデザイン。併設のギャラリーでは、アート展示やイベントなども開催し、人々が気軽に立ち寄れる「広場」となっています。

カフェ オムニバス / Café OMNIBUS
ACCESS:横浜市中区本町6-50-1 YCC ヨコハマ創造都市センター1階
OPEN HOUR:11:30-22:00(L.O. 21:30)

【住環境性能+Design】 森建築設計

2015年12月25日金曜日

本の家 太陽高度がわかるアプリ


先日、「本の家」の敷地再調査へ行ってきました。
敷地周辺の住宅配置と窓位置を体に浸みこませ、北東側の山の影響で冬場の日射がどの程度入るかを再確認してきました。

写真は計画地2階レベルの冬至(一年で最も太陽高度が低い時期)の太陽位置です。2階でも直射光が入るのは12時半~16時の4時間半であることが分かります。1階レベルでは日照時間はわずか1時間でした。夏は涼しいが冬の日射取得がかなり不利な敷地であることがよくわかりますね。
最近はスマホで使えるこんな便利なアプリがあるので助かります。
【住環境性能+Design】 森建築設計

2015年12月24日木曜日

向日葵


今日も3男の要求で写真をUPします。
最近保育園で写真のようなミニブロックにはまっているみたいなんです。四角や三角の小さなパーツを組み合わせて様々な模様(形)を作る事がでえきます。

写真のヒマワリや他にも傘などを作ってはブログにUPしてとお願いしてくるのです。放置していると、まだUPしてないの?と叱られてしまうので小出しにUPしております。
※ヒマワリには見えないのですが三男がヒマワリだと言うのでヒマワリとしておいきます

今日保育園から帰ったらブログUPした写真を見せて安心させなくてはいけません。
では、今日も一日がんばりましょう!!
【住環境性能+Design】 森建築設計

2015年12月22日火曜日

桜木町のシェアオフィスで業務開始!!


昨日から、みなとみらい線 馬車道駅直結の新事務所で業務を開始しました。JR桜木町駅と関内駅、市営地下鉄の関内駅からも徒歩圏内という好立地の事務所です。事務所といっても、コワーキングスペースの中の一角(ブースで囲まれたスペース)を2席契約してスタッフ用のワークスペースとして業務を開始したものです。

写真を見たら見覚えのある方も多いと思いますが、入居したコワーキングスペースは1929年建造の歴史的建築「旧第一銀行横浜支店」を用いた施設です。この建物の2階がワークスペース、1階はカフェ&レストラン、3階は3Dプリンターやレーザーカッター、業務用刺繍ミシン、昇華プリンターが使えるファブラボになっています。

運営は、YCC ヨコハマ創造都市センターで、単に働くための場という枠組みを超え、キャンバスの会員同士、横浜市内の企業、地域の人々などとの連携促進も目的のひとつと位置づけており、会員が行う仕事や活動を通して、さまざまなコラボレーションが誘発・促進されることを目指して運営されている施設です。森建築設計も他入居者などから刺激を受けコラボもできればいいなと思っています。
【住環境性能+Design】 森建築設計

2015年12月20日日曜日

テニスガット張替しました


今日は朝からテニスラケットのガットを5本張りました。私のが2本、家内のが2本、そして次男のラケットが1本です。テニスラケットのガット張替はスポーツ店に出すと1本4千円くらいしますので5本だと2万円必要です。自分で張るとガット代700円~800円/本ですので5本でも4千円で済みます。今日一日で1万6千円の節約です!!

写真は家内のラケット、バボラのピュアドライブです。吸い付くような打球感で大人気となったラケット。女性の愛用者も多く、家内が参加しているサークルでは女性の半数以上がピュアドラを使っているそうです。
私のラケットはYONEXのRDiS200、他社と比べると比較的低めの価格設定でありながらハードヒットにも耐えうるフレームでありますがもう3年以上前に購入したおのなのでそろそろ買い替え時期ではあります。
次男のラケットというのは私のおさがりでHEADのradicalPRO(ラジカル)。シャープな打球が打てるラケットだったと思います。

さて今年はあと何回テニスできるかな。二回くらいできるといいな、と思いながら忙しいので1回になるでしょう。来年はさらなる技術向上を目標にプレー続けます。
【住環境性能+Design】 森建築設計

2015年12月19日土曜日

来年からスタッフ2人体制で業務いたします!!


2カ月前からブログやホームページなどで募集していたスタッフがようやく決まりました。今月から1人、来年早々から1人の新しいスタッフ2人に力を借りて仕事を進めてまいります。

写真は三男の保育園で栽培していたヘチマが大きく育ち、玄関正面に擬人化して飾ってあるものです。ちょうど新しいスタッフが男性一人と女性一人だったので男性と女性に見えるヘチマを切り取って撮影しUPいたしました。新しいスタッフがヘチマのようにすくすく成長して真のパッシブデザインが出来るようになることを願っています。

来年は森建築設計の大きな転換年になるかもしれません。
【住環境性能+Design】 森建築設計

2015年12月15日火曜日

東京都大田区の賃貸併用住宅 設計契約締結


今年の夏に結成した環境系の建築家グループ 「感共建築ラボ」初の感共ラボブランドの設計契約を昨日いただきました!!

写真は建築計画とはまったく関係ありません。3男が積み上げたものですがブログにUPしてというお願いを忘れていたのでUPしたものです。りゅう君UPしたよ。

さてご契約いただいた建築計画ですが、建物用途は賃貸併用住宅になります。森建築設計へ今年の4月頃からご相談いただいていたご計画ですが、建て主様との数度の面談のなかで、経験豊富な感共建築ラボメンバーに協力をしてもらって設計提案をしようということになったものです。感共ラボが取り組んできた桜木町駅前ビルコンペと神戸の20区画住宅提案コンペの経験を活かした提案ができると思っています。

ここで感共ラボについて改めてご説明しておきます。
神奈川に拠点を置く9名の建築家で作ったグループです。温熱性能や環境建築などについて3年間勉強してきた仲間を中心に今年の夏に発足しました。単なる高断熱や高気密、省エネ住宅などではなく、建物性能とコストのバランスを図りながら太陽光や通風を利用した真に豊かで快適な建築を目指し、同時に建物周囲の環境を整えることで内外の快適性を高めながら資産価値も上げることができる建築を研究するグループです。

神奈川から日本の住宅街を変える!!
を合言葉に活動しているグループです。来年には法人化と設計事務所登録を予定しており、そのための大きな一歩を踏み出すことができたと感じています。
【住環境性能+Design】 森建築設計

2015年12月10日木曜日

鎌倉の減築リノベーション 第三回基本設計打ち合わせ


昨日は「鎌倉の減築リノベーション」のプラン打ち合わせを行いました。ファーストプラン打ち合わせと設計見積もりコスト打ち合わせを経て、基本設計第三回目の打ち合わせです

。このご計画は2階屋根を撤去して1階平屋にするという大規模な減築リノベーションです。昨日は設計見積もりとの差額が大きくなることがある撤去費用の金額を把握するため、横須賀地域で2軒建設してもらったことのある工務店さんに現地調査もしてもらいました

計画プラン、構造安定、コスト、仕様、温熱性能、断熱気密収まり、雨仕舞などすべての総合性をとりながら最終プランを決定しなければいけないので、リノベーションは新築の3倍難しいです。このご計画でも数々の難題を1段1段クリアしながら最終プランに近づきつつある状況です。

写真はファーストプランで作成したものなので屋根の形状は外壁色など変わってきましたが、概略のイメージは残っています。次回打ち合わせは年末か年初となります。それまでコストと構造とデザインの整合性を図る検討(健闘)が必要です。
【住環境性能+Design】 森建築設計

2015年12月8日火曜日

西方里見トークライブ 「最高の省エネ・エコ住宅をつくる方法」


建築界のお茶の水博士、エコ住宅設計の第一人者である「建築家西方里見氏」をお招きして、省エネ・エコ住宅のつくり方と西方氏ご自身の設計事例を解説いただきます。

住環境性能とデザインの整合を図りながら独自の換気・空調システムまで提案している西方里見氏は、究極の省エネ・エコ住宅を模索する探求者です。2020年の省エネ基準適合義務化をチャンスに変えるために、この男の言葉を聞かずにいられるか!!

【主催】神奈川県建築士会 技術支援委員会 建築環境部会
【日時】平成28年 1月 23日 (土) 
    13:30~16:50(受付開始13:15)
【会場】横浜市教育会館 第一会議室(横浜市西区紅葉ヶ丘53番地)
【講師】西方里見+(有)西方設計 代表 西方里見氏
【対象】建築士会会員・一般・学生
【会費】建築士会会員:1500円(一般:2000円 学生:1500円)
【募集】60名(先着順)

【申込方法】①講習会名 ②氏名(フリガナ)③会員番号 ④メールアドレス ⑤緊急連絡先電話番号
を明記いただき、E-mail又はFAXでお申し込みください。
E-mail:kankyou@kanagawa-kentikusikai.com
FAXの場合:045-201-0784 
※講習会終了後に懇親会を予定しております。参加希望の方は氏名の後に懇親会参加希望と記入してください。会費(\3,000-程度)
【住環境性能+Design】 森建築設計

2015年12月5日土曜日

日本型HOA推進協議会 認定資格講座


昨日は日本型HOA推進協議会の「すまい・コミュニティーマネージャー」養成講座を受講しました。
朝10時から夕方18時までの長時間の講座です。

そもそもHOAってご存知でしょうか?
HOAとはHome Owners Associationの略です。日本語に訳すと、「住宅所有者の組合」といえばいいでしょう。アメリカでは1/8の人がHOAのある住宅地に住んでいますし、ヨーロッパでも100年以上前に誕生し広く認識されているものです。
と言ってもよく分かりませんよね。

日本のマンションのほとんどは、土地と共有部分を区分所有して、マンションの外構や共有部分を管理会社が管理して維持運営しています。住人は管理組合の一員として毎月管理費や修繕積立金を払っています。この管理方法の住宅地版がHOAです。

何故日本の住宅地はありきたりでどの町に行っても同じ、住人は所有者意識が強く身勝手な改装などで住環境が悪くなってしまうのでしょうか?
魅力的な住環境を維持しながら資産価値を高めていくための手法の一つがこのHOAです。

昨日の講座では、日本型HOA推進協議会代表 横浜市立大学教授の齋藤広子先生、講座会場となった光が丘エコタウンの事業計画担当者、実際にHOA型住宅地の管理を行っている管理会社の方から様々なお話を聞くことが出来ました。もちろん講座後は齋藤先生を囲んで親睦会まで参加させてもらいました。

昨日の講座受講をもって「すまい・コミュニテイーマネージャー」としての認定証を授与され、今後HOA型住宅街区の設計に活かしていけます。このHOAは新築の住宅地だけではなく、実は既設の住宅地でも活用できます。自分が住んでいる住宅地の住環境が悪くなって困る、空き巣など犯罪が多いなどお困りの町内会長様などいらっしゃいましたら是非ご連絡ください。よいアドバイスができるかもしれません。
【住環境性能+Design】 森建築設計

2015年12月3日木曜日

プレミアムモルツ


お付き合いのある工務店さんからお歳暮をいただきました。
いまテレビCMでも放送されているサントリーのプレミアムモルツビールです!!

黒と金色で配色された箱は両開きの扉を開くような形になっています。扉状の上蓋を開くと中にはやはり黒と金色のビール瓶が整然と並んでいました。扉を開けるときのわくわく感、扉を開けた瞬間の感動を味わうことができました。

これって、建築にも必要だよな。
感動、非日常性は商業建築ほど色濃く、住宅ではあまり大きな感動は必要ありませんが、部屋から部屋へ移動するときや部屋の中から窓の外を見た瞬間など、気分が変わる瞬間が必要だと思います。非日常性の割合をどの程度に設定するかはとても重要です。
【住環境性能+Design】 森建築設計

2015年12月2日水曜日

エコロジカルな住宅街区提案

 
9人の建築家で結成した感共建築ラボで住宅街区コンペに取り組んでいます。

先日、各自考えた案を持ち寄ってコンペの方向性を決める会合を開きました。5時間の協議のすえ、方向性と役割分担を決めてお開き。その後食事をして帰りました~

このコンペは20棟の住宅街区の住宅配置と、指定された2棟のプランを提案するものです。配置とプランと言っても街区全体のコンセプトを明確に決めないと20棟の配置を決めることなどできません。5時間の協議のなかから、感共ラボにしか提案できない案の方向性が決まったと感じています。
コンペ提案の図面はA2の用紙4枚です。来週はプランの完成と模型作り、再来週に提案図の提出予定です!!
【住環境性能+Design】 森建築設計