2016年8月13日土曜日

錦織圭 今夜メダルかけ準決勝

許してください、連日のオリンピックネタです。

そりゃそうでしょ~
明朝の大熱戦をご覧になった方も多いと思います。男子テニス シングルス準々決勝が行われ錦織圭が準決勝に進出したのです。今夜日が変わるころに開始される準決勝の対アンディー・マレー戦ではメダルを掛けた一戦になります。

さて今朝行われた準決勝の感動を振り返りましょう。
対戦相手はテニス界ナンバーワンの運動能力があるのではないかと言われているガエル・モンフィス(フランス)です。錦織とモンフィスは過去2回対戦していますがいずれも熱戦となっており、今年行われたマイアミ大会ではモンフィス5回のマッチポイントをしのぎ錦織が辛くも勝利しています。

第一セット
お互い一歩も譲らずキープ合戦が続き6-6でタイブレークに突入します。タイブレークのスコアを○×で表示しましょう。○が錦織のポイントです。錦織のサーブからスタートです。
○×○×○×○○×○○、7-4で錦織がタイブレークを制して1セット目を奪取しました。このスコアからも分かるように中盤までお互いミニブレークを獲得しながら一進一退を繰り返し終盤で錦織が押し切りました。錦織の勝負強さが光ります。

第二セット
モンフィスのサーブから開始されたこのセット、錦織がいきなりブレークします。第一セットの勢いそのまま乗っていくかと思われた第二セット、お互い多彩なショットを繰り出し譲らない展開のまま6度のジュースで粘りましたが最後は錦織のミスでブレイクバックされてしまいます。その後はまた一進一退のままキープ合戦が続きますが迎えた第10ゲームで錦織の3連続ポイントのあとモンフィスの驚異的なショットで挽回された結果ブレイクを許し第二セットはモンフィスに奪われてしまいます。

第三セット
セットカウント1-1で迎えた運命の第三セット、モンフィスのサーブ力に押されモンフィスペースで進みながらも錦織のゲームメークのうまさでなんとか踏みとどまりこのセットもキープが合戦のままゲームカウント6-6のタイブレークに突入します。本日二度目のタイブレークです。ここでもポイントを○×で示しましょう。モンフィスサーブからのスタートです。
××××○○○××○○○○○、8-6
信じられん、鳥肌、目汁、鼻血、なんと形容すればよいのか分からない、0-4からの大逆転、3度のマッチポイントを凌いでの勝利でした。
総ポイント数は錦織118、モンフィス116、2ポイント差の勝利でした。写真はラリー中の錦織と試合終了後に涙する錦織です。準決勝進出で泣いている錦織を見るのは初めてかもしれません。国を背負って戦いギリギリのなかでつかんだ勝利がいかに厳しいものだったかよく分かります。

次戦は最大の山場となる準決勝、アンディー・マレー戦です。勝てばメダル決定、負けると銅メダルを掛けて3位決定戦に回る事になります。
どの道あと2試合残っているのでですから買って決勝に進んでもらいたいですね。とはいってもマレーには過去1勝6敗、その1勝もマレーが絶不調の時だったのでマレー有利は揺るぎません。まずは体をケアして作戦を練って臨んでもらいたいものです。

最後に準決勝に勝ち上がった4人を紹介しましょう。
・第2シード 世界ランク2位、アンディー・マレー(イギリス)
・第3シード 世界ランク5位、ラファエル・ナダル(スペイン)
・第4シード 世界ランク7位、錦織圭(日本)
・ノーシード 世界ランク141位、デルポトロ(アルゼンチン)
デルポトロは現在世界ランク141位ですが、全米オープンチャンピオンでありロンドンオリンピックの銅メダリストでもあります。手首の故障で長期休養を取っていたために順位が下がっているにすぎません。この大会では世界ランク1位のノバク・ジョコビッチを1回戦で破って準決勝まで進んできた競合です。
マレーはロンドンオリンピックの金メダリスト、ナダルは北京オリンピックの金メダリストです。そう、錦織以外の3人はオリンピックメダリストなのです。

準決勝は14日午前0時ころ、今日の深夜の試合開始予定です。みなさん体調整えて日本からエールを送りましょう!!!!!!!!

【住環境性能+Design住宅 森建築設計】

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