2016年12月2日金曜日

バルコニーハウス 断熱材施工方法の指導

バルコニーハウスの現場確認してきました。普段の監理はスタッフに見てもらっているので、約3週間ぶりの現場確認になります。
断熱材を張り始めた段階の確認を主にしてきました。大工工事が始まったときに敷設方法を説明しているのですが、言葉と実際の施工にはどうしてもギャップがあるので断熱材を張り始めた段階で確認しながら大工さんに再度施工方法の指導を行いました。この現場では袋入り断熱材を入れていますが袋入り断熱材の施工はとても難しいです。そのまま押し込むと外壁側コーナーが丸まり空洞を作ってしまい断熱効果が半減するだけでなく結露リスクが高まってしまいます。現場ではすでに敷設された断熱材の一部を剥がし正しく施工されているかの確認をして、その場で実演しながら正しい施工方法を指導しました。

写真は2階リビングダイニングを撮影したものです。上部高窓から明るく暖かな光が差し込んでいます。奥はキッチンと書斎スペース、中央がダイニングスペース、手前がリビングスペースになります。ダイニングスペースとリビングスペースの床には20センチの段差があり、壁は無いけど心理的なスペースの区分を作っています。(写真ではよくわかりませんが)
書斎スペースからリビングスペースまで連なる壁際のカウンターが空間に一体感を与えながら機能的にはベンチやテレビ台になるという設計です。内部の石膏ボードが張られた段階でまた現場状況をUPします。

【光と風と五感に素直な建築 森建築設計】

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