2016年12月17日土曜日

住宅設計 上下温度差の平均化の試み


私が副代表を務める「感共建築ラボ」のメンバーである建築家の小島健一氏設計の「大船の家」の完成見学会を開催しました。感共建築ラボで見学会チラシを作成して配布し、当日は前面道路を散歩中の方にも見ていただきました。見学された方々は「うわ~木が剥き出しで気持ちいいですね~」との感動の声を発しておられました。構造体は神奈川県産材を手刻みで加工したもので、昨今のプレカット(構造加工)とは一味違います。写真左に立っている6寸の柱は圧巻の存在感でした。
このお宅は建て主様ご自身で壁の珪藻漆喰塗りしたという思い入れの強い住宅です。

さて、写真中央の小上がりした畳スペースの床際に赤い線が描いてあるの分かるでしょうか?
この住宅では2階に溜まった暖気を中間ダクトファンで床下に吹き出し、その暖気がこの小上がりスペースの床際の隙間から流れてくるような仕組みを取り入れています。言われないと分からないほどの微風ですが確かに床下の空気が流れ出ていました。まだ引っ越し前で基礎コンクリートに蓄熱されていないので効果を実測できませんでしたが、コンクリートに蓄熱された後でどのような温度分布になっているか今後実測してご報告いたします。

【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】

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