2017年7月18日火曜日

窓のない家 方向性打合せ


昨日は海の日ということでか海水浴などに出かけた方も多かったと思います。
私は午前午後1件づつ打合せがあり一日仕事でした。

午前中は「太陽と風を受けるくの字の家」の施工業者顔合わせで建て主様と施工予定の工務店社長の初顔合わせに同席しました。計画はやっと基本設計が完了した段階ですが、施工業者選定の判断材料としてもらうために早めに面談設定したものです。

午後は「窓のない家」の方向性打合せでした。
ファーストプラン提示の前段階で、敷地条件から想定される建物位置とボリュームをご説明して、方向性に大きな違いがないかの確認をしていただきました。打合せの結果、イメージの違いはないとのことでこのまま細部を検討しながらファーストプラン説明資料を作成していくことになりました。

建物名称は「窓のない家」としていますが本当に窓が無い訳ではありません。敷地の2面が崖で日照を得るのが難しい敷地なので、断熱性能を強化したうえで遮熱性能の高いトップライトを設けて上空から光を取り入れるよう考えたものです。トップライトは普通の窓と比べて3倍の採光量と通風量があるので、窓面積は小さくても明るく通気性能の高い環境を作ることができます。それら性能を計算で確認しながらデザインを整えていくことになります。

道路側から見ると「窓が無い」という意味で「窓のない家」と名付けました。
【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】

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